22日、韓国・聯合ニュースによると、韓国では今、宝くじやギャンブルなどで夢のような「大当たり」や心理的な慰めを求める人が増えている。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真はソウル。

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2017年1月22日、韓国・聯合ニュースによると、韓国では今、宝くじやギャンブルなどで夢のような「大当たり」や心理的な慰めを求める人が増えている。

企画財政部宝くじ委員会によると、昨年の宝くじ販売量は前年より9%多い35億5000枚で史上最大を記録した。販売額(3兆5500億ウォン=約3400億円)も事実上過去最高だ。額自体をみると、2003年の3兆8031億ウォン(約3690億円)に続く2番目だが、03年当時はロトの価格が今の2倍の2000ウォン(約190円)だったためだ。

また、国内で唯一韓国人の出入りが可能なカジノ「江原ランド」の売上高も年々増えている。16年の全売上高はまだ集計が行われていないが、第3四半期までの累積売上高4381億ウォン(約425億円)を15年と比較すると6%増加、当期純利益(1243億ウォン=約121億円)も15年に比べ4.5%増加している。射幸業界の専門家は「このように射幸産業が大きくなり、参加者が増えると、その分中毒者も増える可能性が大きくなる」とし、「中毒者が増えれば、不況よりも、むしろ社会的・経済的に大きな損失」と述べた。

専門家が懸念する中、「暮らしが大変な中で、ロト1枚で、当選を待つ間、期待感を持って幸せな時を過ごせる。悲しいことだけど…」、「もう希望が持てることが、これしかない」、「たとえ、それ自体に作為があったとしても、ロトだけが生きがいになってしまった」など射幸産業に夢中になるネットユーザーの意見が多く寄せられた。

また、「誰かは国のお金を使ってぜいたくな生活をし、また誰かは地をはうように苦労して働いた中から税金を支払い、残ったわずかなお金でロトに楽しみを見出している」、「これがヘル朝鮮(自国を卑下する呼称)」、「国民の貧しさは国の貧しさと同じ。国の貧しさは税金逃れをしているやつらがいるからだ」など経済的不公平感に対する不満の声も見られた。(翻訳・編集/三田)