韓国のシンクタンク、世宗研究所の鄭成長(チョン・ソンジャン)統一戦略研究室長は25日、ソウル市内で行われたフォーラムで、北朝鮮が来月16日の故金正日総書記の生誕75周年を前に大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行う可能性が高いと指摘した。

また、北朝鮮が今年前半には弾道ミサイルの発射や核実験などを強硬に進めるものの、後半は韓国に対して融和政策に転じる可能性があると指摘。韓国で新政権が発足すれば南北関係改善を強調して平和攻勢に出るとの分析を示した。

一方、北朝鮮がICBMの発射実験を強行すれば、米国のトランプ政権が最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の在韓米軍への配備を急ぎ、これに中国が反発することで、米朝、米中、韓中の対立が一層深まるとの見通しを示した。