24日、日本を訪れた際に血糖値サプリを買い求める中国人観光客が増えているが、ダイエットサプリだったというケースが多いという。写真は日本のドラッグストア。

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2017年1月24日、華字紙・日本新華僑報によると、過剰に豊かな食生活が原因で「富裕病」などとも呼ばれる糖尿病を患う人が中国でも急激に増加し、日本を訪れた際に血糖値サプリを買い求める中国人観光客が増えている。

糖尿病は中国で最も罹患率の高い病気の一つとなっている。国際糖尿病連合(IDF)によると、2015年の時点で中国の20〜79歳の糖尿病患者は1億960万人を超え、世界最多となっている。

中国で日本観光がブームとなっている中、血糖値サプリと呼ばれる機能性食品の存在がソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などを通じて知られるようになり、日本を訪れた際に爆買いするケースが増えている。

上海に住む56歳のある女性は、中国で長年医者にかかったり、薬を飲んだりしたが効果はなかった。しかし、うわさに聞いた日本の血糖値サプリを飲んでみたところ、てきめんに効果があったという。ところが、喜んでいたのもつかの間、女性は徐々に痩せ始め、半年もすると5キロ余りも体重が減ってしまった。

糖尿病患者の体重が急激に減るのは危険な兆候だといぶかしんだ女性は、病院で検査を受けた。その結果、血糖値が下がったことで体重が減ったことが明らかとなり、女性が飲んでいたのはそもそもそうしたダイエットを目的とした商品だったことが分かったという。

パッケージの「血糖値」という文字にばかり目が行き、「ダイエット」の記載を見逃していたのが買い間違いの原因だった。ダイエット食品を販売している会社の責任者は、日本では血糖値を下げる医薬品は自由に販売できず、購入には医師の処方箋を持参して、薬局で購入することになっているとし、うわさ話や自己判断はしないよう中国の消費者に注意を促している。(翻訳・編集/岡田)