24日、韓国で昨年リリース前にもかかわらず一大ブームを巻き起こした「ポケモンGO」が、韓国でついに正式リリースされた。しかし現地では、このゲームが改めて大成功を収められるかについては否定的な見方も出ている。写真はソウルの古宮・景福宮。

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2017年1月24日、韓国で昨年リリース前にもかかわらず一大ブームを巻き起こしたスマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO」が、韓国でついに正式リリースされた。しかし現地では、このゲームが改めて大成功を収められるかについては否定的な見方も出ている。

韓国・マネートゥデイによると、24日の正式リリース直後から「ポケモンGO」アプリは続々とダウンロードされ、フェイスブックやツイッターなどのSNSを通じたゲーム画像の共有も急速に増えた。また、23日夜から関連キーワードがポータルサイトのリアルタイム検索ワードランキングで上位に入るなど、ネットユーザーらの熱い反応も確かにみられた。

しかし記事は「継続的なゲームの利用が行われるかどうかは未知数」と指摘する。「韓国の正式リリースが非常に遅れただけでなく、寒波が襲う冬は室外を活動のベースとする『ポケモンGO』を楽しむには適していない」というのがその理由だ。また、「(米国の開発会社)ナイアンティックが韓国に最適化したコンテンツやイベントを準備していない」との点も挙げている。

韓国・毎日経済は「韓国への最適化に不足した部分が多数発見できる」として具体的な問題点を詳しく説明している。例えば「明洞(ソウル中心部の繁華街)一帯でプレーしてみると、ゲーム画面上で表示される特定の地名が、実際に歩くと表示されない」「ダウンロードをするためにハングルで『ポケモンGO』と入力しても検索できず、英語で『Pokemon Go』と入力しなければならない」などだ。

実際にゲームを行ってみると、「ニックネームにハングルが使えず、英語と数字のみ使える」という点もユーザーに物足りなさを与えている。さらに、朝はゲームの通信状態が悪く画面がギクシャクするケースも続出した。ハイスペックスマートフォンを使っているにもかかわらず「AR画面に進むと動作が遅れる」など、最適化の問題点も提起された。

さらなる問題は、発売時期がこの真冬に重なった点だ。寒波が襲ったソウルではこのところ日中でも気温が零度を上回ることはなく、明け方は零下10度近くにもなる。市内のあちこちで路面が凍結しているような状況でゲームを楽しむには細心の注意が必要で、ネットユーザーからは「この寒い中、誰がやるんだ?」「遊ぶ前に凍りそう」といった声が多数寄せられている。(翻訳・編集/三田)