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Blackmagic Designの発表によると、マンチェスター・シティFCが、ユース育成とエリートトレーニングを行うシティ・フットボール・アカデミー内にあるアカデミースタジアムに、Blackmagic Design製品を中心とした映像制作インフラを導入したという。

4台のBlackmagic Studio Camera、ATEM 1 M/E Production Studio 4K、Smart Videohub 40×40を軸に構築されたシステムは、クラブのU-21、U-23、女子スーパーリーグのコンテンツを大画面で提供するとともに、Facebook Liveにおいて、試合のストリーミング配信用コンテンツ制作で、中核を担っている。

Timeline TVが構築した同システムは、試合中に2つのミックスを制作する。一方、スタジアムの15平方メートルの巨大スクリーンおよび放送局での配信に使用され、もう一方はクラブのストリーミングチャンネルで配信される。マンチェスター市プロダクション・マネージャーであるポーラ・リブスリー氏は次のようにコメントしている。

リブスリー氏:システムのインストールにあたり、近年のスポーツイベントの放送手段の進化を反映させました。ピッチ上の動きをとらえることができ、アカデミースタジアム内だけでなく、海外のファンにも提供できるソリューションを当初から希望していました。

試合にもよりますが、試合の日は制作スタッフの数が最大15名にも膨らみます。これには、ピッチサイドと実況席の合計4ヶ所に設置されたカメラを操作するオペレーター、コメンテーター、グラフィックプロデューサーが含まれます。2つのフィードの基本的な違いは、ATEMスイッチャーでプログラム用に制作されるグラフィックオーバーレイと分析データです。カメラフィードに加えて、瞬間リプレイおよびビデオ判定を追加しました。

試合前後の選手のインタビューや特別コンテンツの制作も行っており、これらは主にマンチェスター市のメディアチャンネルで放送されている。

リブスリー氏:Blackmagic Studio Cameraはポールや三脚に取り付け可能で、スタジアムでの屋外撮影でも、スタジオでの撮影でも極めて優れた画質で撮影できます。スタジアム内は、光ファイバーでカメラとメインのプロダクション・ギャラリーが接続されています。ATEM Camera Converterが各カメラに装備されていて、コントロールルームのATEM Talkback Converter 4Kが同じ光ファイバーでトークバックとタリーでのコミュニケーションを行っています。

マンチェスター市アカデミースタジアムの全ての信号は、Blackmagic Smart Videohub 40×40で管理している。Facebook Liveでストリーミングされる試合は、多くの視聴者を集めており、今後その数が増加していくことをクラブは期待している。

リブスリー氏:今回のシステム導入で、クラブが多様な配信経路を使って、チームの試合をファンに提供できるようになりました。Blackmagic Designを基軸としたシステムは、柔軟性に富んでいるのでスタジアムでのインストールが滞りなく行えました。また、同システムはコンテンツ・パブリッシャーとして今後必要となるニーズに対応できる機能も持ち合わせています。Timeline TVは今回のシステムの設計および導入において、パワフルで信頼性の高いシステムを予算内で築き上げたという点で、極めて重要な役割を果たしてくれました。