[1.25 DAZNニューイヤー杯沖縄R 札幌0-0千葉]

 2017JリーグDAZNニューイヤー杯・沖縄ラウンドが25日に糸満市西崎陸上競技場で行われ、北海道コンサドーレ札幌とジェフユナイテッド千葉が対戦し、0-0で引き分けた。

 同大会は、沖縄県、宮崎県、鹿児島県の3会場で行われ、沖縄ラウンドを今月22日、25日、28日に開催。続いて宮崎ラウンドが2月2日、4日、6日、鹿児島ラウンドは2月5日、8日、11日に行われる。いずれも総当たり戦で順位を決定し、各ラウンドの優勝賞金は300万円。2位に100万円、3位と4位にも50万円が贈られる。また、レギュレーションもリーグ戦とは異なり、登録選手は20名で交代枠は8名まで認められている。

 J1に昇格した札幌は新加入のFW金園英学、MF兵藤慎剛、MF田中雄大、MF早坂良太、MFキム・ミンテ、DF横山知伸らがスターティングメンバーに名を連ねた。対する千葉は22日に行われた琉球戦(●1-3)から先発全員を入れ替え、新加入のMFホルヘ・サリーナス、MF熊谷アンドリュー、MF高橋壱晟、DF西野貴治らが先発出場した。

 前半16分にシュートチャンスを迎えたのは札幌だった。兵藤が蹴り出したFKの流れから、DF進藤亮佑がクロスを送ると早坂が右足シュートで狙うも相手選手にブロックされてネットを揺らすには至らない。一方の千葉は同21分、右サイドからDF北爪健吾が送ったクロスがファーサイドまで流れると、サリーナスがシュートを放つが枠を捉え切れず。さらに同36分にはFW船山貴之のFKを受けたMF町田也真人がPA外から狙うも、GKク・ソンユンの守備範囲に飛んでしまった。

 0-0のまま後半を迎えると札幌は7人の選手を入れ替え、新加入のFW菅大輝らを投入。千葉も西野に代えてDFイ・ジュヨンをピッチへと送り込んだ。後半4分には船山のパスを受けた高橋がPA外からシュートを放つが、相手選手に阻まれてネットを揺らせず。同13分にはPA内に進入した北爪がMF石井謙伍のファウルを誘ってPKを獲得。だが、このプレーで負傷した北爪はDF溝渕雄志との交代を余儀なくされ、船山のPKはGK金山隼樹にストップされてしまった。

 その後は両チームともに8人の交代枠を使い切り、状況を打開しようと試みるが、相手の粘り強い対応に遭ってなかなか決定機を創出できない。終盤は千葉が札幌を押し込む時間帯が続いたが、後半アディショナルタイムにMF清武功暉のロングスルーからFW吉田眞紀人が放ったヘディングシュートが好反応を見せた金山に阻まれるなど得点は生まれず、0-0のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。


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