会計士でありながら百戦錬磨のファイター (C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

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 ベン・アフレックが会計士でありながら闇組織の“会計係”を務める謎の男に扮したサスペンスアクション「ザ・コンサルタント」(公開中)の新たな本編映像を、映画.comが独占入手した。主人公クリスチャン・ウルフ(アフレック)が、追っ手との戦いに備えて倉庫代わりにしているトレーラーに立ち寄るシーンが切り取られている。

 表向きは善良な会計士として活動するウルフは、米政府の追跡の目をくらますため、ロボット工学会社の財務調査を引き受けることに。だが、調査中に重大な不正を見つけたウルフは、その日を境に何者かに命を狙われ、命がけの戦いに身を投じていく。アナ・ケンドリックがウルフとともに襲撃されるロボット工学会社の会計係デイナ、J・K・シモンズがウルフを追う捜査官レイ、ジョン・バーンサルがウルフと対決する暗殺者ブラクストンをそれぞれ演じる。

 デイナを連れてトレーラーにやってきたウルフは、緊迫感をみなぎらせて支度を開始。トレーラー内には何冊もの偽造パスポートや大量の札束、重火器類が装備してあり、デイナは初めて見るウルフの“裏の顔”に驚きを隠せない。「アルゴ」「ゴーン・ガール」のアフレックと「ピッチ・パーフェクト」シリーズや「50/50 フィフティ・フィフティ」で知られるケンドリックが凸凹コンビに扮し、「このトレーラーは?」(デイナ)、「エアストリームの“パン・アメリカ”。車体は長さ10.5メートル。幅2.5メートル。1人暮らしには十分なサイズさ」(ウルフ)とかみ合わない会話を繰り広げて笑いを誘う。無表情で神経質、他人との会話を好まないウルフだが、デイナに対しては声を荒らげるなど人間らしい振る舞いを見せている。

 映像中には、ウルフが必要物資の中にコミックをこっそり忍ばせるシーンが登場するが、これは「スーパーマン」の掲載誌として知られる「ACTION COMICS」の創刊号と思われる。くだんのコミックは2011年に行われたオークションで216万ドル(約2億円)もの高額で落札されており、バットマン役で知られるアフレックに持たせるところに、製作陣の遊び心がうかがえる。同シーンにはピエール=オーギュスト・ルノワールやジャクソン・ポロックの絵画も登場し、ウルフのコレクターとしての一面が垣間見える。

 「ジェーン」「ウォーリアー」で知られるギャビン・オコナー監督は「私たちの世界は今、違うことが素晴らしい時代だ。だから、人と違う人物を描き、その人物をたたえる映画を作ろうと思った。このキャラクターをできる限り誠実に描こうとしたよ。本当にすぐれた俳優が天才を演じたとき、監督としてはそれを少し見せびらかしたい衝動に駆られるし、それをとても誇りに思う」とアフレックの高い演技力を称賛している。