22日、韓国・SBSによると、韓国政府がセキュリティー強化に向けて政府世宗庁舎の出入り口に22億ウォンをかけて顔面認識システムを導入したが、出勤時間のたびに大渋滞が起こっている。写真はソウル。

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2017年1月22日、韓国・SBSによると、韓国政府がセキュリティー強化に向けて政府世宗(セジョン)庁舎の出入り口に22億ウォン(約2億1400万円)をかけて顔面認識システムを導入したが、出勤時間のたびに大渋滞が起こっている。

このシステムは、あらかじめ入力しておいた写真と顔が一致すればドアが開く構造になっているが、認識エラーが多く、出勤時間の政府世宗庁舎・企画財政部の出入り口は多くの職員で大混雑している。また、高い所に設置されているため、背が低い人はつま先立ちをしなければならないのも問題だ。

このため、認識システムが正常に作動しない箇所は警備員が直接開閉しなければならず、警備員がいない箇所は初めから開いておくことにしたが、警備員からは「人も機械も必要になり、効率が悪い」という意見が出ている。

庁舎管理所によると、テスト運営を終え23日から本格的に運営が開始されるが、高額な予算をかけたセキュリティーシステムがかえってセキュリティーを疎かにして混乱を招いてるという非難も出ているという。

これを受け、韓国ネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「金をかけて使えないものNO.1」
「顔面認識技術はまだ導入するには早い試験段階にあるのに、なんで導入したの?いい笑いもの」

「簡単な指紋認識でよかったじゃん(泣)お金が腐るほど余ってるの?」
「国民の税金をこんなふうに使うってか?顔面認識がそんなに必要とは思えない」

「22億ウォンのうち20億は誰かがおいしく食べたんでしょ? 」
「22億ウォンあれば、警備員3人3交代で50年は使える」

「あんな使えないシステムを導入した責任者はやめさせろ」
「公共機関に働いたことある人なら分かるだろうけど、担当者は関連技術について何も知らないと思う」

「どうせ44億ウォンかけて直すんでしょ(笑)」
「57億ウォンをかけて作った魚ロボットを思い出した(2010〜13年にかけて開発された4大河川の水質を監視するロボットで、失敗に終わった)」(翻訳・編集/松村)