24日、韓国・アジア経済によると、現地時間の午前2時20分にベトナム・ホーチミン空港から仁川空港に向け出発予定だったアシアナ航空OZ736便(B747型機)が、機体欠陥のため離陸が9時間近く遅れ、乗客349人が足止めされた。

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2017年1月24日、韓国・アジア経済によると、現地時間の午前2時20分にベトナム・ホーチミン空港から仁川(インチョン)空港に向け出発予定だったアシアナ航空OZ736便(B747型機)が、機体欠陥のため離陸が9時間近く遅れ、乗客349人が足止めされた。

同日、ホーチミン空港で離陸準備をしていた同便は、慣性航法装置の異常を感知したため整備に入った。欠陥は1時間ほどで解消したのだが、乗客2人がパニック障害の症状を訴え「飛行機を降りたい」と要請したため、アシアナ航空は該当客を関係機関に引き渡したという。しかしその後、乗客全員も機内から降ろして所持品や手荷物などのセキュリティーチェックを実施したため、さらに長引いてしまったという。

航空保安法上、離陸直前に乗客が自発的に降りた場合、爆発物設置などテロへの懸念から機内および乗客全体に対してセキュリティーチェックを実施している。

乗客は午前6時20分ごろに再搭乗し、滑走路に向けて離陸を準備していたが、今度は補助動力装置(APU)の異常でエンジンがかからない事態が発生した。アシアナ航空は係留場に待機中の地上動力装置(GPU)で何度もエンジン始動を試みたが失敗、APU故障により機内のエアコンも作動しなかったため、乗客が蒸し風呂の中で待機せざるをえなかったという。

結局、乗客は「整備の問題で出発できない」としか案内されず、機内や空港で9時間近くの足止めにより疲労困憊し猛抗議、約70人は搭乗を放棄した。

その後、OZ736便は韓国時間の午後12時25分にホーチミン空港を出発、仁川空港への到着は午後5時8分を予定している。

これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「整備の確認をしないで飛んでたら…危ないとこだったね」
「あれって20年越えの機体じゃない?今もあんな飛行機を運航してる航空会社があるの?」
「(2015年に錦湖産業の買収で多額の負債を抱える)パク・サムグがオーナーだっていうのに、望むことなんてある?金もないし整備が行き届かなくて当たり前」

「(韓国)2位の航空会社なら2位らしくサービスの質も良くして、整備もしっかりしないと。だから大韓航空に負けてるんだ」
「こういうのを見ると、大韓航空に乗るのが正解だと思う。整備もちゃんとしてる」

「機長が始めから12時間待機と案内していたら、自分も飛行機を降りたはず。アシアナ側の言葉にだまされて悔しい。しかも、仁川に着いたら商品券が支給されてよけいムカついた」
「韓国に着いたら免税品を買える100ドルのクーポンをくれた。これで終わらせて、後は法的にやれってか…最近の大企業は法律が大好きみたいだね」
「誰か損害賠償の仕方を教えてください」(翻訳・編集/松村)