24日、アパホテルの客室に南京大虐殺や慰安婦の強制連行を否定する書籍が置かれている問題は、中国政府が対応に乗り出す大きな騒動となっているが、韓国では冬季アジア大会の韓国選手団が同ホテルに宿泊予定であることが判明し、物議を醸している。写真はアパホテル。

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2017年1月24日、アパホテルの客室に南京大虐殺や慰安婦の強制連行を否定する書籍が置かれている問題は、中国政府が対応に乗り出す大きな騒動となっているが、韓国では冬季アジア大会の韓国選手団が同ホテルに宿泊予定であることが判明し、物議を醸している。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

日本に駐在する大韓体育会関係者が24日、北海道で来月開催される冬季アジア大会に参加する230人の韓国代表選手のうち、約半数の100人余りが札幌のアパホテルに宿泊予定であると明らかにした。同関係者によると、この計画は、大会組織委員会による宿泊所割り当てに従ったものという。

組織委の計画では、韓国選手団を含め札幌で行われる競技の出場選手のほとんどが「アパホテル&リゾート 札幌」に宿泊予定で、その数は2000人余りに上る。

この問題をめぐり、組織委は中国人選手などに配慮し書籍の撤去などの対応をホテル側に打診したが、ホテル側はこれに応じる構えをみせていない。一方、駐日韓国大使館の関係者は聯合ニュースの取材に対し、「文化体育観光部と協議しどのような措置を取るか検討中」と話している。

今回の問題発覚後、韓国のメディアはアパホテルについて「歴史歪曲(わいきょく)の本を置いた」「慰安婦の史実を否定した」など批判的な論調で伝えている。こうした報道を受け、韓国のネットユーザーからは「キャンセルして他のホテルに泊まるべき。泊まったら売国奴だ」「アジア大会はボイコットで」「日本への個人旅行客すら前から避けてるホテルなのになぜ?」などの声が上がっている。

また、政府が対応に乗り出した中国と比べ「措置を検討中」とした韓国政府について、「韓国はどうしてこうなんだろう?頼むから国としてのはっきりした意思表示をしてくれ」「組織委に言われたからってすべて従うのか?どうせ自分の金で泊まらないくせに」「韓国にはプライドも原則もシステムもない」「韓国は無政府状態と変わらないから…」「これだからいつまでたっても日本に無視されるんだ」「こういう対応だけは中国がうらやましくなる」など、厳しく批判するコメントも数多く寄せられた。(翻訳・編集/吉金)