『ブラックリスト』

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米NBCにて2月23日にプレミア放送される『ブラックリスト』のスピンオフ、『The Blacklist: Redemption(原題)』は、オリジナルとはかなり毛色の違ったものになるようだ。米Entertainment Weeklyが伝えている。

放映開始まで1ヵ月を切った同作の主役は、オリジナルにも出演しているエリザベス・キーンの夫トム・キーンと、その母親であるスコッティー・ハーグレイヴ。TV批評家協会主催のプレスツアーにて、プロデューサーのジョン・アイゼンドレイスがどのようなシリーズになるかについて語っている。

「『〜Redemption』は『ブラックリスト』とは無関係の世界で展開するドラマなんだ。トムやスコッティーがダイナミックに活躍できる独自の世界を構築するのが重要なことだと考えたのでね。ジャンルの点でも、『ブラックリスト』が刑事ドラマに近いのに対し、こちらの登場人物は目的を果たすためには型破りな手段を取ることもあるスパイ・スリラーなんだ。『ブラックリスト』のDNAを引き継いでいるのは確かだけど、ドラマとしては別物だ。彼らは悪者を捕まえたりして自分たちの仕事をやり遂げるけど、誰も逮捕したりしないから、ストーリーの語り方もオリジナルとは違ってくる。スピンオフだけど、全く違う独自のストーリーが展開するんだ」

このスピンオフに関しては、ライアン・エッゴールド演じる主役の一人トム・キーンがオリジナルから去るのかどうかも気になる点だが、アイゼンドレイスによればその心配は無用だそう。「トムはこれからもずっと『ブラックリスト』ファミリーの一員であり続ける予定だ。『ブラックリスト』から抜けるとしても、"引退"ではなく"休業"的なものになるだろう。実際のところ、いかにして『ブラックリスト』のストーリーの邪魔にならないようにトムを抜け出させるかというのが、脚本家たちにとって最大の難問になっているんだ。トムには、妻のリズ、娘のアグネス、母のスコティーと、大事な女性が3人いる。その3人をいかにしてトムのストーリーに絡めていくか。彼には、娘を放ったらかしにして任務を遂行するような人間にはなってもらいたくないからね。おとり捜査を得意とする若くてセクシーなエージェントだけど、同時に愛する娘アグネスを守る父親としての面も持ち合わせるキャラクターにしておくことがとても重要なんだ」

今回主役へと昇格したトムだが、実は当初は早々に退場する役回りだったという。オリジナルのパイロットで死ぬ運命だったが、NBCが製作に乗り出す前にプロデューサーが企画を売り込んでいたケーブル局TNTの重役の一人がトムを生かしておくべきだと進言したのだとか。そうやって密かに"生き延びた"トムはシーズン1の最後で殺されることが検討されるも、そうしなかったのは「ライアンが『ブラックリスト』にとって大事なキャストになったから」だとアイゼンドレイスは説明する。「殺すどころか、そのあとどんどん出番を増やしていって、ついには彼を主役にしたスピンオフまで作ることになってしまったんだからね!」

トムがどんな風に描かれるかも気になる『ブラックリスト』シーズン4は、スーパー!ドラマTVにて1月31日(火)22:00より独占日本初放送。(海外ドラマNAVI)