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Qt Companyは1月23日(現地時間)、「Qt 5.8 released - Qt Blog」において、C++言語で書かれたアプリケーション・ユーザーインタフェース・フレームワークであるQtの最新版となる「Qt 5.8」の公開を伝えた。「Qt 5.8」は多数の新機能を含んだバージョンとされており、これまでのリリースの中でもかなり大きなリリースに相当すると説明されている。

「Qt 5.8」にはさまざまな新機能が搭載されているが、特に「Qt Lite」と呼ばれる取り組みが注目される。Qtはさまざまなオペレーティングシステムやプラットフォームで利用できるライブラリとして活用されており、特に組み込み分野で高い人気がある。このため、必要な機能のみを選択してQtライブラリを利用したいといった要望がこれまで多く出ており、「Qt 5.8」では内部構造の作り替えを進めてこの要望を実現している。

「Qt 5.8」では必要になる機能のみに絞ってライブラリを構成することができ、結果としてバイナリのサイズを大幅に抑えることに成功している。バイナリのサイズが小さくなるだけにとどまらず、メモリの使用量も削減されることから、メモリ容量に制限のある組み込みデバイスにおいて従来よりも扱いやすいライブラリとなっている。

(後藤大地)