23日、韓国メディアによると、フィリピンの警察官が韓国人を相手に武装強盗を行ったとみられる状況が確認され、警察当局が捜査に乗り出したことが分かった。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真はフィリピン・マニラの警察。

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2017年1月23日、韓国・YTNによると、フィリピンの警察官が韓国人を相手に武装強盗を行ったとみられる状況が確認され、警察当局が捜査に乗り出したことが分かった。

フィリピン警察庁長はこのほど、現地メディアに「アンヘレス地方警察庁長に確認したところ、韓国人が被害に遭った別の事例があった」と述べ、「昨年12月に韓国人が武装強盗に遭ったとみられる事件が発生。被害者は一命を取りとめた」と説明した。また、「アンヘレス地方警察庁長は事件に現役の警察官が関わっているとみて捜査をしている」と明らかにした。

同事件に現役の警察官が関わっていたことが明らかになった場合、大きな波紋を呼ぶと予想される。アンヘレスでは昨年10月、50代の韓国人事業家が「麻薬関連の疑いで調査が必要」とうそをついた現地警察に誘拐され、警察庁本部内で殺害される事件が起きていた。フィリピン警察は同事件をめぐり現役の警察官2人を含む7人を逮捕、起訴したが、主犯格とみられる警察官は「上の指示に従っただけ」と主張しており、混乱が続いている。

フィリピンで「裕福」とのイメージを持たれている韓国人が凶悪犯罪の対象となるケースは2013年に13件、14年に17件、15年に19件発生し、増加傾向をみせている。

これについて、韓国のネットユーザーからは「韓国政府はフィリピンへの旅行を禁止するべき」「こんなにも多くの韓国人が殺されているのに、なぜ韓国政府は何の措置も取らない?本当に無能だ。セウォル号惨事を考えると理解できなくもないが…」「韓国政府は今回もまた『遺憾です』の電話1本で終わらせるだろう。だから韓国人が甘く見られる」「韓国人には他人の言葉を聞かない頑固者が多い。政府レベルで対策をしないと、国民は『それでもいい』とフィリピン旅行に行き続けてしまう」「安くて楽しいフィリピンが好きだったのに…」「本当に深刻な問題。警察すら信じられないなんて!そんな国には行けない」など、不安の声や韓国政府の対応を批判する声が多く寄せられた。また、「フィリピンで横柄な態度を取る韓国人が多いことは事実。恨みを買いやすいのだろう」など、韓国人の現地での振る舞いを指摘する声もみられた。(翻訳・編集/堂本)