日本において、住居やオフィスで電気関係の問題が発生した場合、電気工事の専門家を呼ぶ。そして水回りでトラブルが発生したら、水道管工事の専門家を呼ぶ。それぞれ別々の修理工を呼ぶのが当たり前だが、中国には両方やってしまう「水電工」と呼ばれる人たちがいる。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本において、住居やオフィスで電気関係の問題が発生した場合、電気工事の専門家を呼ぶ。そして水回りでトラブルが発生したら、水道管工事の専門家を呼ぶ。それぞれ別々の修理工を呼ぶのが当たり前だが、中国には両方やってしまう「水電工」と呼ばれる人たちがいる。

 中国メディア・今日頭条は23日、「どうして日本には『水電工』がいないのに、中国では水も電気も同じ人が扱うのか」とする記事を掲載した。記事は、中国国内では「水電工」が常態化しているとする一方、日本では「電気工事は電気工が、水道管は配管工がやる」と紹介した。

 そして、日本の「電気工事法」では全国で統一された試験の合格証を持った人しか電気工に従事することができないと説明。「電気工の専門性を保証し、電気事故の発生率を引き下げているのだろう」としている。また、配管工も国や自治体の資格試験に合格する必要があり「給水装置工事主任技術者」、「下水道排水設備工事責任技術者」、「管工事施工管理技士」といった資格が存在すると伝えた。

 記事はさらに、日本には「水電工」という言葉が存在せず、工事の入札時にある業者が電気と配管の両方を請け負うことはないと説明。一方中国では「電気工が水道管をいじったり、配管工が配線をいじるケースがある。専門知識に欠ける人が工事をすれば、多くのリスクが生まれる。漏電や感電などが都度発生し、とても危険だ」としている。

 両方の専門知識を持った人が工事を行うのであれば問題はないが、中国に数多存在する「水電工」にはおそらく、どちらかの知識しかない、もしくは、両方とも生半可な知識しかない人が大勢いるのだろう。配管や配線においても、「匠の精神」が必要なのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)