24日、ロシアのニュース専門局ロシア・トゥデイはこのほど、中国海軍の艦隊が2010年以来となる湾岸アラブ諸国を巡航していることについて「軍事輸出ビジネスの足場を確立するための軍艦外交だ」と伝えている。写真は中国の駆逐艦「ハルビン」(資料写真)。

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2017年1月24日、環球網によると、ロシアのニュース専門局ロシア・トゥデイは23日、中国海軍の艦隊が2010年以来となる湾岸アラブ諸国を巡航していることについて「軍事輸出ビジネスの足場を確立するための軍艦外交だ」と伝えている。

中国の経済力や国際的な役割と一致するように、ミサイル駆逐艦「ハルビン(哈爾浜)」、ミサイル護衛艦「邯鄲」、総合補給艦「東平湖」からなる中国海軍第24次護衛艦隊は21日、カタールの首都ドーハに到着し、歓迎セレモニーが行われた。柏耀平(バイ・ヤオピン)司令官は、中国メディアの取材に「訪問中、両国の海軍将校は友情を深め、お互いに学ぶために意見交換を行う」と語っている。

中国メディアによると、艦隊はすでにサウジアラビアを訪問しており、この後はUAEとクウェートを訪れる予定だ。艦隊は訪問前に航行していたアデン湾で、海賊を防ぐのに重要な役割を果たしている。

中国とイランは2014年に海軍の合同演習を実施しているが、中国艦隊の湾岸諸国巡航は2010年以来となる。

中国の軍事輸出ビジネスの成長は、湾岸諸国での足場を確立しようとしている。湾岸諸国は世界で最も高い防衛予算を有する国々だ。中国の経済も引き続きこの地域で生産されている石油に依存している。

中国は過去数十年間、外交問題において比較的中立的な立場を維持してきた。だが最近は、平和維持活動や外交的イニシアチブ、共同プロジェクトなどで積極的な役割を追及している。ドナルド・トランプ大統領の就任後の4年間で米中の亀裂が拡大すれば、中国のこうした役割追求は一層加速することになるかもしれない。(翻訳・編集/柳川)