AppleはインドでのiPhone製造と販売に向けて取り組んでいますが、インドでiPhoneの製造を担当するのはこれまで有力視されてきたFoxconnではなくWistronではないか、と報じられています。

Foxconnで決まり、じゃなかったインドでのiPhone製造

Appleは、他のスマートフォンメーカーと同様、インドを中国に続く成長市場と位置付け、ティム・クック最高経営責任者(CEO)がモディ首相と会談し、地図開発拠点の設置を発表するなど、同国内への投資を進めています。
 
しかし、インドで直営店舗を持つには国内製造率が30%以上でなければならない、という規則をクリアする必要があります。昨年9月、Appleが最大手サプライヤーのFoxconnにインドでのiPhone製造を打診した、と報じられており、インドでもiPhone製造を担当するのはFoxconn、と考えられていました。

サプライヤー集中によるリスクを懸念するApple

しかし、Appleはサプライヤー最大手のFoxconnや二番手のPegatronへの依存度を下げて、コスト削減とリスク分散をはかりたい意向があるとみられており、インドでのiPhone製造担当はWistronが有力視されている、と9to5Macが報じています。
 
Wistronは、発売直後に歩留まりが悪く出荷台数を伸ばせなかった新型MacBook ProのTouch Bar搭載キーボードを製造を途中から引き継ぐなど、Appleからの信頼を得ています。
 
iPhoneの販売頭打ちの影響で上場以来初の減収となったFoxconnとしては、有望市場でのサプライヤーの座を逃すのは痛手となりそうです。収益の過半数をAppleに依存する収益構造からの転換を進めるFocxonnが、サプライヤーの集中を懸念するAppleに先を越された格好となりました。

25日にAppleとインド政府が協議

Appleは、現地時間25日にインド政府関係者と会談し、工場設立に関する協議を行うと報じられています。
 
Appleは、インドでのiPhone製造にあたって税金の優遇や輸入関税免除などの条件を提示している模様です。

 
 
Source:9to5Mac
(hato)