妊娠した女性は時に歩くことも困難なことがあり、電車に乗った時などは空いてる席を求めてさまよい歩かざるを得ないこともあります。そんな時に、スマートフォンの画面に妊婦の接近を周囲に通知して、席を譲り合えるようにするアプリ「Babee on Board」が提供されています。

Home - Babee on Board - Babee On Board | Get A Seat On Public Transport

http://babeeonboard.com/

New seat alert app for pregnant commuters - BBC News

http://www.bbc.com/news/technology-38690811

データドリブン型のイノベーション企業である10xが開発したアプリ「Babee on Board」は、スマートフォンのBluetooth機能を使うことで妊婦の接近を周囲に通知することができるアプリ。iOS向けのアプリが提供されており、妊婦用アプリをインストールしたiPhoneを持った妊婦が電車などの交通機関に乗り、席を譲ってほしい時にはアプリ画面のボタンをタップします。すると、それ以外の人用のアプリをインストールしてある乗客の端末に、席を求めている妊婦がいることが通知されることで、席を求めている人と譲っても良いという人のマッチングを行えるようになるという仕組みです。



Babee on Boardがどのように使われるのかは、以下のムービーを見ればよくわかります。

Babee on Board: Press the button. Get a seat. on Vimeo

日々多くの人が利用する電車。そんな車内では、決して常に妊婦にとって理想的ではない状況も存在します。



妊婦の時、席を譲ってもらえなくて目的地まで立ちっぱなしだったと語る女性。なかなか席を譲ってもらえない状況があるのは、どうやら万国共通の模様です。



特に近年見られるのが、スマートフォンの画面に夢中になって、妊婦の存在に気づかないケース。



こんな時は、Babee on Boardのアプリを立ち上げ、ボタンをタップすると……



同じくアプリをインストールしてある人のスマートフォンに「注意して!近くに席を求めてる妊婦さんがいますよ」という通知が表示されます。



Apple Watchにも同様の表示。このようにして席の譲り合いを促すと同時に、「実は私は譲るタイプの人だが、スマートフォンに気をとられて妊婦に気がつかなかった」という事態を避け、気まずい思いをすることを防ぐ効果もあるとのこと。



Babee on Boardは妊婦用と周囲の人用のアプリが提供されており、周囲用は無料でゲットが可能。妊婦用は480円の有償アプリとなっていますが、利益は全てボランティア団体に寄付することになっているとのこと。有償にした理由について10x社は「お金を取ることで関係のない人が悪用することを防止するためです」と説明しています。