これまでも映画「ライチ☆光クラブ」など多数の映画、舞台で活躍/撮影=伊原正浩

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水泳部の男子高校生の青春を描いた「男水!」(日本テレビ系)で才能を開花できない弱小水泳部の部長・秀平を演じている松田凌。

【写真を見る】「演じる役の呼吸のしかたまで考えます」と明かす松田凌/撮影=伊原正浩

「撮影現場は同年代の男ばかりなので、男子校にいるような感覚ですね。男子中学生かよ!と思うような下ネタをいったり、くだらない昔話をしたりして盛り上がっています。ドラマの内容にちょっと近い感じかもしれないですね」

本作は、ドラマ初主演となる松田をはじめ、2.5次元といわれるゲームやマンガが原作の舞台で活躍する若手俳優が多数出演。

「よくこのメンバーが集まったな…と思いますね。舞台を中心に活躍させていただいている若手俳優の代表選抜といってもおかしくないメンバーですよ。今回は、青春がテーマですが、登場人物だけではなく僕らも役者として成長していく作品になっていくんじゃないかな?と思いますね。この作品をきっかけに誰が一番に出ていくのか…。みんな“僕だ!!”と思っているはずです。そんな僕らの青春も見てもらえると面白いですね」

「男水!」は、現在連載中の少女マンガが原作。2.5次元といわれる舞台をはじめ、原作モノによく出演しているが、演じていて難しかったりするのだろうか。

「形があるものはやはり難しいです。原作をそのままなぞって完全にコンプリートしても、それは想像の範疇を超えておらず…。せっかく人間が演じるからには、どこか枠組みから外れることも必要な気もします。ただ、そこには作品に対する愛は絶対に必要! 愛を持ちつつ原作の世界を飛び越え、人間が演じるとこうなるよ、というのを見せられたらいいですね」

そのためには役作りは絶対に必要とのこと。

「そこがブレていたら作品世界がまったく違うものになってしまいますから。ちなみに今回も、競泳ができるようになるために、週4、5日プールに通いました。水泳と競泳って全く違うということと泳ぐことは楽しいということを知りましたね。今回演じる秀平の気持ちが分かるようになったのがよかったです!」

そもそも役者を目指そうと思ったのは高校2年生の時に見た舞台がきっかけだったという。

「小劇場の舞台を観に行ったらすごくよくって。すぐに役者になりたい!!と思いました。舞台の魅力は色々あると思うのですが、ひとつに絞るなら“ナマを味わえる”ということ。目の前で自分の知らない世界が人間によって表現されているわけで。そのエネルギーはすさまじいですよ。その感覚は今も感じます。面白いですよね」

そんな“ナマ”が伝わる舞台で着実に力をつけてきた松田。「男水!」での活躍は期待大。

「青春って、めちゃくちゃ葛藤して悩んで色んなものに影響される、そんな時間だと思います。そんなかけがえのない瞬間て、あの時しかないんですよ。そういうアツいことを思い出したり、またはいいなぁ〜と憧れる気持ちで見てもらえる作品にしていきたいです!!」