23日、韓国・聯合ニュースによると、史上最悪の高病原性鳥インフルエンザの流行による家禽類の殺処分数が過去最大を記録し、埋設地の浸出水流出や悪臭など2次被害への懸念が高まっている。資料写真。

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2017年1月23日、韓国・聯合ニュースによると、史上最悪の高病原性鳥インフルエンザ(鳥インフルエンザ)の流行による家禽類の殺処分数が過去最大を記録し、埋設地の浸出水流出や悪臭など2次被害への懸念が高まっている。

農林畜産食品部によると、21日午前0時現在までに殺処分された家禽(かきん)数は3259万羽になった。昨年11月16日、忠清北道陰城と全羅南道海南で鳥インフルエンザが最初に発生して、わずか2カ月で殺処分数が過去最大を超えた。殺処分数がこのように多くなり、全国各地に造成された埋設地は430カ所に達する。埋設地からの浸出水流出など2次被害への懸念から、農林畜産食品部、環境部、国民安全処の3省庁が合同で、環境汚染の懸念が高い169カ所を中心に点検を行った。

農林畜産食品部防疫管理課のイ・ヨンジン事務官は「今回の合同点検では、一般的な埋設方式で1万羽以上を埋設し相対的に環境に影響を与える可能性が大きい埋設地を中心に点検をした」とし、「環境汚染などの問題が発生する恐れがある埋設地に対しては、問題を発見次第、すぐに現場での是正措置を行った」と述べた。また、イ事務官は「家禽類より体積や面積がはるかに大きく埋設地が5000余りに達した2011年の口蹄(こうてい)疫の時と比較すると、今回の鳥インフルエンザによる埋設地近くの環境汚染の可能性は比較的小さい」と説明した。一般的な埋設方式とは、窪みの底にビニールを敷いて動物の死体を埋めた後、その上に土を覆う方法をいう。

このような状況に韓国のネットユーザーからは「根本的な問題は養鶏場の飼育環境があまりにも劣悪だということ」「最終的には人間が被害をこうむる」「他の病気が発生しないか心配だ」など現在の畜産業の在り方に懸念を示す意見が多く寄せられた。

また、「後の事を考えずに行動するのが韓国だから」「政府のやることだから、こんなもんだろう」「調査だっていい加減にやったんじゃないのか?」など国の姿勢を批判する声もみられた。(翻訳・編集/三田)