ニール・パトリック・ハリス

写真拡大

 映画『ゴーン・ガール』や、舞台、テレビなどで幅広く活躍するニール・パトリック・ハリスが、Netflix製作の新ドラマ「レモニー・スニケットの世にも不幸なできごと」について、1月13日(現地時間)ニューヨークのAOL開催のイベントで語った。

 両親を亡くし、意地悪なオラフ伯爵(ニール)に引き取られたボードレール家の3姉弟妹。次々と降りかかる出来事に負けず、両親が残した謎を解き明かそうとするが、やがてオラフ伯爵が両親の遺産を狙っていることを知る。レモニー・スニケットことダニエル・ハンドラーの全13巻の児童小説「世にも不幸なできごと」を、映画『アダムス・ファミリー』『メン・イン・ブラック』シリーズのバリー・ソネンフェルドが映像化した。

 出演経緯についてニールは「ちょうどその頃、ドッキリなどのバラエティー番組に出演したばかりで、自分の表情を(モニターを通して)よく観ていたんだ。そんなときに今作の依頼を受けて、顔の表情が豊かなオラフ伯爵役に興味を持った。それから原作と脚本も読んだが、脚本は原作にできる限り忠実だった」と明かした。さらに自身の子どもたちに適した作品だとも考えたそうだ。

 今作は原作に忠実だが、ジョークや即興の演技も含まれている。「聖書のように、厳密に従わなければいけないわけではない。今作には、原作者のダニエルも製作総指揮として参加し、もし変更したい箇所があれば、彼の許可を得ていたが、彼はオープンだった。さらに今作はミュージカル要素もあって、原作でできないこともした。ある部分はオペラ調になって音楽が強調され、作品の勢いを活性化させている」。

 ウェス・アンダーソン監督作のような独特な世界観が描かれていることについて「アンダーソン監督の映画を観ると、スクリーンがある意味キャラクターとなり、左右対称の構図や静止映像など、ショットに自信がうかがえる。そんなアンダーソン監督以前から、独特な世界観で映画製作をしていたのが、ソネンフェルド監督だ。彼は製作総指揮と、今シリーズの半分でメガホンを取っている。彼こそが、今作の心と精神に値する」と称賛した。(取材・文:細木信宏/Nobuhiro Hosoki)