Doctors Me(ドクターズミー)- NK細胞でインフルエンザを撃退!ウイルスに負けない免疫力アップ法とは

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冬の時期になるとインフルエンザや風邪などが流行しておりますが、感染を防ぐ1つの方法として免疫力を上げることが挙げられます。

特に、NK細胞とよばれる免疫細胞はインフルエンザなどのウイルス撃退に活躍する、とされておりますが、一体どのような役割を果たしてくれるのでしょうか。

今回はNK細胞の概要、インフルエンザウイルスに対する効果、その他の免疫細胞や、免疫力を上げる生活習慣について医師に解説していただきました。

NK細胞とは


自然免疫に重要な役割を果たすリンパ球の一つで、がん細胞やウイルスに感染した細胞などの異物に対し、非常に強い細胞障害活性をもつ細胞です。

NK細胞がインフルエンザウイルスを撃退する流れ


1:NK細胞は常に血流にのって全身を回っており、異物の侵入を監視

2:体内にインフルエンザウイルスが侵入し、細胞に感染

3:NK細胞がインフルエンザウイルスに感染した細胞を発見

4:特に指令を受けずとも、NK細胞は即座に攻撃を開始

5:他の免疫細胞の援軍を受けながら、NK細胞は活発に攻撃を続け、インフルエンザウイルスを撃退

NK細胞が活性化することで予防ができる病気


風邪やインフルエンザ、ノロウイルスなどの感染症に罹りにくくなる可能性があると考えられております。

NK細胞以外にもある免疫細胞の種類


マクロファージ


体内に侵入した異物を自分の中に取り込んで貪食し、サイトカインの産生にも関わります。

T細胞


胸腺でつくられる細胞で、ヘルパーT細胞、サプレッサーT細胞、キラーT細胞などの種類があり、様々な異物やウイルスに対応する役割を持っています。

B細胞


樹状細胞の指令によって抗体を産生する働きを持ちます。

樹状細胞


突起を周囲に向けて伸ばす独特の形態を持ち、体内に侵入した異物を取り込み、異物の抗原を他の免疫細胞に伝達する役割などを持ちます。

免疫力をアップさせる効果的な方法


適度な運動


運動習慣をつけることや、筋肉をつけることにより、体温が上がります。

体温の上昇によって、免疫力も強くなります。

十分な睡眠


良い睡眠は、自律神経を整えてくれ、免疫力を高めることができます。

夜更かしを避け、体内時計の正しい睡眠リズムをとりましょう。

バランスの良い食事


食生活の乱れは免疫にも大きな影響を与えます。

主食や肉、魚、卵や乳製品など、できるだけ多くの種類の食材をバランスよく食べるようにしましょう。

ストレス解消


ストレスを溜めると、原因となっている敵と戦う力を確保するため、脳や筋肉に血液が送られてしまいます。

結果免疫に対して送る血液は減ってしまいますので、自分に合ったストレス解消法を持ち、ストレスを溜めないようにしましょう。

最後に医師から一言


NK細胞は、テレビなどメディアで取り上げられる機会も多く、ずいぶん広く知られるようになってきました。

免疫細胞は私たちの体の中に誰でも持っているものですので、能力を十分に生かして感染症にかかりにくい体を作っていきたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)