彼女をアジアスターへ導いた「宮廷女官チャングムの誓い」との比較に対して「『師任堂』を通じて『宮廷女官チャングムの誓い』を見るのも楽しそうだ。代わりに私もワーキングマザーだから、私が未婚だった時にチャングムを演じた時よりは、母と妻の立場になった今の私の方が師任堂を表現するにあたってより幅が広くなり、色も深くなった。そのため演技がより楽しくなったと思いながら撮影に臨めた。チャングムと全く異なり、師任堂とも異なり、結果的にとても楽しい」と話した。

この日ソン・スンホンは殆どの質問に対して、イ・ヨンエに対する称賛で答えた。「『師任堂』の台本を見る前に、僕がイ・ヨンエ先輩と共演するとは想像もできなかった。アジアだけではなく、世界的にも女神であるイ・ヨンエ先輩であり、活動を中断されている状況だったので予想もできなかった」と感激したことはもちろん「しかしイ・ヨンエ先輩が13年ぶりの復帰作として選択した師任堂なら、悩む理由がないと思った」と作品選択にイ・ヨンエの影響が大きかったと伝えた。

ソン・スンホンは「イ・ヨンエ先輩とのケミ(相手との相性) を論じる前に、どんな俳優がイ・ヨンエ先輩と共演することができるだろう。僕にとっては撮影するのが幸せで、光栄だった。しかし初めはとても緊張した。イ・ギョムになって初めて撮影に入った時だったと思うが、とても緊張して引き続きミスをしてしまった。セリフを話せず、心で『どうしたんだ』と思った。新人としてデビューする感じだった。緊張していて、NGが多かった」と話した。

また「しかし、イ・ギョムと師任堂が出会って見せる様々な姿は、皆様が期待してもいいと思うほど素晴らしかった。期待してほしい」と付け加えた。

オ・ユナも「イ・ヨンエ先輩と共演するとのことで、たくさん準備した。撮影に迷惑をかけないため、台本をたくさん読んだ。逆に優しくしてくださって、緊張感がなくなるほどだった」と話した。

続いて「緊張しても先輩が綺麗な笑顔で挨拶してくださると、その笑顔で緊張が解けてしまい、キャラクターに没入することができた。そのため緊張せず、無事に撮影に臨むことができた」と伝えた。

「師任堂」は韓国で26日の午後10時から第1話と2話が連続放送される。