24日、韓国・釜山で走行中の市内バスで火災が発生し、乗客らが車外へ避難する事故が相次いでいる中、火災が発生したバスは老朽化が進んでいたにもかかわらず、管理も整備もまともに行われていなかったことが分かり、物議を醸している。写真は韓国のバス。

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2017年1月24日、韓国・KBSによると、韓国・釜山で走行中の市内バスで火災が発生し、乗客らが車外へ避難する事故が相次いでいる中、火災が発生したバスは耐用年数を超えているなど老朽化が進んだバスだったにもかかわらず、管理も整備もまともに行われていなかったことが分かり、物議を醸している。

20日午後9時30分ごろ、走行中の市内バスのエンジンから火災が発生し、乗客6人が緊急避難する事件があった。その後、火災が起きたバスは耐用年数を9年過ぎた廃車対象のバスであったことが判明。走行距離は74万キロを超えていたという。また、21日にも走行中だった別の市内バスで整備不良が原因とみられる火災が発生した。耐用年数まで約1年という老朽化が進んだバスだったが、整備は行われていなかったという。

釜山地域の市内バス2511台のうち、耐用年数を超えて廃車にするべきだが、寿命を延長して運行しているバスは57台に上る。70万キロ以上走行したバスも多く、いつ事故が起きてもおかしくない状況だという。釜山市の大衆交通課長は「今後はできるだけ、車両の9年以上の寿命延長はしない方針」と明らかにした。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「市民の安全のため、老朽化した車両は延長せずに廃棄してほしい」
「70万キロ走っただけで火災が起きるの?車に問題があったのでは?」
「しっかり管理された車両なら70万キロ以上走っても問題ないはず」
「韓国の公務員は上司の機嫌を取るのに忙しく、自分の仕事に集中できない。そのせいで被害を受けるのはいつも一般市民。古い政治を新しく変えよう!」

「釜山市は自家用車を減らし公共交通機関を利用するようにと言っているが…。そんな危険なものに乗れというのか?」
「予算が足りないのではない。国に泥棒が多いだけ」
「釜山だけではない。韓国全国で同じ状況だ」(翻訳・編集/堂本)