アダム・クーパーと天海祐希

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 ミュージカル映画史にさん然と輝く名作「雨に唄えば」を、イギリス・ウエストエンドの一流スタッフが舞台化したミュージカル「SINGIN' IN THE RAIN〜雨に唄えば〜」。2014年に主演のアダム・クーパーら英国キャストが来日して大好評を博した日本特別公演が、アンコールを熱望する声に応える形で4月に再演されることが決定。再び日本で主演を務めるクーパーがPRのために来日し1月24日、都内で会見した。

 前回の公演では、シアターオーブの海外来日ミュージカルで最高の動員を記録した。クーパーは、「見れば最高にハッピーな気持ちになれる、普遍的で楽しい作品。それに、とんでもない量の水が降ってきます(笑)」と紹介。有名なタイトル曲のシーンでは12トンの雨が降るなか、クーパーが水しぶきを盛大に飛ばしながら見せる圧巻のダンスが話題を呼んだ。

 「最初に話をいただいたときは、映画でのジーン・ケリーさんがあまりに素晴らしかったので、不安になってお断りしたほど。でも映画のことを忘れ、『自分だったらどんな役作りができるか』と自問して挑戦しました」というクーパー。2年半ぶりの来日公演となるが、その間にもツアー公演を重ねて「進化しています」と自信をのぞかせる。心がけているのは「新鮮な気持ちで臨むこと、楽しむこと」だそうで、「特に雨のシーンでは、滑るので気をつけなければいけないんですが喜びを体いっぱいに体現して、ダンスで喜びを伝えられたら」と意欲を見せた。

 また、会見にはクーパーの大ファンで、この作品を見て「本当に、最高に幸せな気持ちになりました」という女優の天海祐希がスペシャルゲストとして登壇。クーパーのダンスについて「私ね、『指先からレーザービームが出る』と言っているんです」と興奮気味に独自表現を披露。「投げかけた指先がこちらまで飛んで来るような、ステージ全体の空気を動かしながら踊られる。大好きな(映画版の)ジーン・ケリーの力強さに加えて、見ていて楽しくなってしまう洗練されたセンスをまとって、もうアダムさん最強! 歌も素敵ですし、ずーっと見ていたいと思ってしまうほどなんです。いつか私もアダムさんのように、舞台で観客を熱狂させたい」と熱弁を振るった。

 こんな天海の絶賛に、クーパーも大喜び。「楽しんでいただけたと聞いて嬉しい。日本のファンは世界でも一番の支えとなってくれています。舞台に立っている私もハッピーな気持ちになっていますので、みなさんにも幸せになっていただけたら最高です」と笑顔でPRした。

 ミュージカル「SINGIN' IN THE RAIN〜雨に唄えば〜」は4月3〜30日、渋谷の東急シアターオーブで上演される。