“多様性”を反映させた西部劇アクション大作

写真拡大

 デンゼル・ワシントン主演「マグニフィセント・セブン」で、ハリウッドでも活躍する韓国スター、イ・ビョンホンにフォーカスした特別映像が公開された。

 黒澤明監督の傑作時代劇「七人の侍」と、同作を西部開拓時代のメキシコに置き換えてハリウッドリメイクしたウエスタン「荒野の七人」を原案にしたアクション超大作。冷酷非道な悪漢が支配する町を舞台に、黒人保安官で賞金稼ぎのサムを筆頭に、メキシコ人の流れ者、東洋人暗殺者、アメリカ先住民ら、用心棒として雇われた7人組の戦いを描く。

 ハリウッドでは、一昨年、昨年と2年連続でアカデミー賞俳優部門のノミニーが白人だったことから「#OscarsSoWhite(白すぎるオスカー)」と批判が噴出するなど、以前にも増して“多様性(ダイバーシティ)”が叫ばれている。メガホンをとったアントワン・フークア監督は、「開拓時代の西部がいかに多様だったかについて書かれた本を読み漁った。メキシコ、アイルランド、ロシア……世界中から人が集まっていたんだ」と指摘。これまで西部劇映画でほとんど描かれてこなかった多様性というリアリティを取り上げることで、現代の世界を反映することを意識したという。

 多様性を体現するアンサンブルキャストのひとりであるビョンホンは、このほど公開された特別映像で「本作はリメイクだが、監督独自の目線で新たな物語に仕上がっている。大いに期待しているよ!」と語っている。動画には、撮影風景や舞台裏の様子も収められており、ビョンホンが撮影の合間に、共演者のメキシコ人俳優マヌエル・ガルシア=ルルフォとお互いに韓国語、スペイン語を教え合う和やかなひと幕も映し出される。

 「マグニフィセント・セブン」1月27日全国公開。