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ADLINK TechnologyおよびTaipei Sightseeing Marketingは24日、台北において乗降人数の計測やモバイル発券システムに対応したスマートな2階建て観光バス「台北観光バス」を導入したことを発表した。同バスのサービス開始は2017年 年初を予定。

このバスではGPSを統合した人数計測システムを搭載しており、乗客のスマートフォンを活用した乗降管理が可能。リアルタイムのプッシュ通知、およびQRコード発券管理システムを提供する。乗客は「モバイルGISおよびマーケットプレイス」のアプリを手持ちの端末にダウンロードすることで、最新のバス情報に加え、近くの魅力や特産品に関する情報を入手可能となる。また、運転者や添乗員は、車載のチケット・リーダーとモバイル発券システムを用いてサービスを提供する。

このバスの実現に際して、Intelの最先端技術、ADLINK Technologyのハードウェアとソフトウェアを統合したスマート・プラットフォーム・ソリューション、交通および旅行産業におけるTaipei Sightseeing Marketingの経験が統合されており、バスの車体にはIntel Coreプロセッサを採用したADLINKのMXE-5501ファンレス組み込みコンピュータが搭載されている。

また、人数計測システムは、バスの管制センターがデータを反映して運行間隔を調整し、利用者がバスの正確な運行情報を把握できるよう、乗客の乗車および降車時に人数を自動的に計測する。また、バスのGPS情報は、地元の魅力やグルメ情報を乗客に紹介するのに役立てられる。バスの情報システム全体の実現にはリアルタイムの情報の出力と伝送が必要で、日々大量のデータトラフィックを処理するのに十分な計算性能が求められるが、Intel Core Quadプロセッサは高効率の同時マルチタスク処理能力を備え、軽量でコンパクトな設計を採用しているため、バスの運行に伴う厳しい環境に十分対応できるとしている。

なお、Taipei Sightseeing Marketingはカーレンタルとツアーサービスを提供するe-go、San Chung Bus、SANPU Travel Industryの合弁会社。「台北観光バス」には交通および旅行産業における同社の豊富な経験に加え、IntelおよびADLINKのハードウェアおよびソフトウェアの強みが生かされている。今後の展望として、ADLINKは「前述の3社の提携により、台北観光バスのソリューションが台湾や世界の他の場所にも広まることが期待される」としている。