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大日本印刷(DNP)は1月24日、屋外用デジタル・サイネージに液晶ディスプレイとLEDによる文字情報表示の両方が可能な薄型サイネージである「DNP LED搭載薄型屋外サイネージ」を開発し、2月1日に発売すると発表した。機器本体の価格は400万円(税別)〜、設置工事費などが別途必要。関連ビジネスを含め、2020年度までに8億円の売上げを目指す。

これまで同社は、屋外用サイネージの開発を行なってきたが、遠方から見た際に液晶表示だけでは訴求が低かったほか、設置場所を考慮して機器をスリムにしてほしいという要望もあったという。

新製品は、公共性の高い駅や屋外施設などで液晶ディスプレーによる映像などの美しい表現と、緊急情報などの文字情報の双方を1台で発信することができる。液晶ディスプレイに加え、LED表示部とスピーカーを搭載することで、より多くの人々へ情報を発信できるように改善、かつ筐体の厚みを13cmとし、従来製品より同社比で約35%のスリム化を実現した。

同製品は筐体のスリム化、液晶表示部へのAGC旭硝子製「infoverre」の採用、LEDによるアイキャッチ効果、音声案内、遠隔操作によるコンテンツ更新の5点の特徴を備える。

筐体のスリム化では、課題だったというエアコン部の厚みを薄型化した。infoverreの採用については、同製品は直接貼合で外光の反射を抑え、映り込みを低減することが可能なため、画質が向上し、1400cd/平方メートルの輝度で2500cd/平方メートル相当のコントラストを実現しているという。

LEDによるアイキャッチ効果に関しては高輝度LED表示のため視認性が高く、遠い場所からでも文字情報の確認が可能なほか、音声案内ではお知らせや案内告知ができる。

遠隔操作によるコンテンツ更新では、液晶ディスプレーとLEDで表示される情報は「DNPサイネージ配信管理システム「SmartSignage」による管理ができるほか、番組設定、配信時間の設定なども遠隔から操作を可能としている。

製品仕様として液晶表示部の画面サイズは55型、解像度はフルハイビジョンの1920×1080ピクセル。また、LED表示部は1280×160mm、表示色は赤/緑/橙の3色で8文字(1文字は16×16ドット表示)、輝度は2000cd/平方メートルとなる。

(山本善之介)