23日、中国で2016年に生まれた赤ちゃんの45%超が「2人目以上」であることが分かった。資料写真。

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2017年1月23日、中国で2016年に生まれた赤ちゃんの45%超が「2人目以上」であることが分かった。

毎日経済新聞によると、中国国家衛生・計画出産委員会の楊文荘(ヤン・ウェンジュアン)計画出産指導局長は22日の記者会見で、通年の出生数に占める2人目以上の割合は2013年以前は30%前後で推移していたが、14年、15年とこの比率は増え、16年は45%を超えたと述べた。中国では14年から両親のどちらかが一人っ子なら2人目を産めるようになり、16年からはすべての夫婦に2人目の子どもが認められている。

中国では住宅価格や物価水準の上昇に伴う子育て費用の高騰を理由に、2人目の出産を望まない夫婦も多い。中国当局が2015年に行った出産意欲調査によると、2人目の出産を望まない理由は、「経済的負担」が74.5%、「気力体力の余裕がない」が61.1%、「世話をする人がいない」が60.5%だった。こうした状況を受け、国務院(政府)の40余りの部門が、二人っ子政策の全面的な推進に向けた作業に着手している。

楊局長によると、子育てのプレッシャーや費用、女性の仕事、生活の質の追求などが子育てに消極的な要素になっている。調査によると、育児費用は中国の各世帯の平均収入の50%弱に達している。教育費が最も大きな負担で、保育サービスの不足が深刻化している。0〜3歳児の保育施設の利用率はわずか4%で、先進国の50%を大きく下回り、祖父母の育児参加は全体の80%に上るという。(翻訳・編集/柳川)