浅草芸人の姿が見える本

写真拡大

浅草芸人ときいて思い浮かべる人は誰でしょうか。古くは東八郎、萩本欽一、坂上二郎などの姿があり、現在ではナイツやねずっちなどが該当するでしょう。さらに浅草芸人の一番の出世頭といえばビートたけしでしょう。彼の活躍の影に隠れてしまいがちなのが、相棒であるビートきよしです。

年下の先輩?

ビートたけしは、ビートきよしの学年でいえば3歳年上にあたりますが、「きよしさん」と敬称をつけてよんでいます。これはビートきよしの方が芸人としては先輩であるためです。年齢に関わらず、先に業界へ入った方が先輩となるのです。そんなビートきよしによる『もうひとつの浅草キッド』(双葉社)では浅草芸人の姿が描かれています。

映画が見放題?

意外だったのは浅草芸人は、ほぼすべての映画館にフリーパスで入れたということでしょう。ビートきよしは休みの日はずっと映画を見ていたそうです。当時の浅草は舞台や劇場はもちろん、映画館も数多くありました。過去の公開作の映画を2本立て、3本立てで上映する名画座も多くありました。まさにエンターテイメントの中心地が浅草であった時代を感じさせるエピソードです。