日系の自動車メーカー各社は2016年に中国市場では好調な販売を記録した。中国の街中では日系車を見かけない日はないほどで、韓国車も比較的見かける機会が多い。だが、日本や韓国では中国車を見かけることはまずないと言えよう。(イメージ写真提供:123RF)

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 日系の自動車メーカー各社は2016年に中国市場では好調な販売を記録した。中国の街中では日系車を見かけない日はないほどで、韓国車も比較的見かける機会が多い。だが、日本や韓国では中国車を見かけることはまずないと言えよう。

 中国メディアの今日頭条は20日付で、中国自動車市場で日系車・韓系車は大きなシェアを獲得しているのに、日本と韓国の自動車市場では中国車はほとんどシェアを獲得できていないと伝え、「この事実は中国人の悲哀である」と嘆いている。

 記事は、中国自動車市場の2016年1-11月期における乗用車販売シェアについて、ドイツ系が19.06%、日系が15.69%、米国系が12.17%、韓国系が7.24%だったと紹介。

 また、中国で良く売れている典型的な日系車は日産のシルフィやエクストレイル、トヨタのカムリやカローラ、そして、ホンダのCR-Vやアコードなどであり、非常に多岐にわたる車種が中国人に支持され、受け入れられていると説明した。

 一方で記事は、日本の自動車市場で販売されている中国国産自動車について紹介したが、その車種はBYDの「K9」すなわち2015年2月に日本市場に進出した電気バスのみであると説明。「ついに中国車が日本でお金を稼ぐことができた」と説明するも、わずか1車種だけが日本市場に受け入れられたという事実は「悲しくなる」と嘆いた。

 2016年1-12月期における中国自動車市場の日系車の乗用車販売シェアはドイツ系に次ぐ15.55%だった。これに比べて日本市場で販売された中国車がK9の1車種のみであるという事実に、中国人が悲哀を感じるのも無理がないと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)