テレビのグルメ番組などで画面においしそうな料理が映し出されると、「見るだけじゃなくてにおいや味も楽しめたらいいのに」と思うことがある。実は、その実現に向けた模索は着実に進んでいるのである。(イメージ写真提供:123RF)

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 テレビのグルメ番組などで画面においしそうな料理が映し出されると、「見るだけじゃなくてにおいや味も楽しめたらいいのに」と思うことがある。実は、その実現に向けた模索は着実に進んでいるのである。

 中国メディア・中関村在線は22日、日本の企業がVR(バーチャルリアリティー)ゲームを嗅覚でも楽しめるように、香りの出る装置を開発したとする記事を掲載した。

 記事は、VRの世界をよりリアルに近づけるため、日本のある企業が「ユーザーに臨場感のある香りを提供」するとし、市販のVRに装着できる小型デバイスを開発したと紹介。このデバイスには異なる香りのカートリッジを最大5種類同時にセットすることができ、設定された香りがゲームの状況に合わせて噴射されると伝えた。

 そして、この企業がフレーバーの種類を拡充しており、今後、火薬、土ぼこり、女性のシャンプーの残り香など300種類以上にまで増やそうとしていると説明。デバイスは現時点ではまだ開発段階だが、年内には市場にリリースする計画を立てているとした。

 中国のネットユーザーからは「どうして日本はこういう奇抜なものばかり発明するのか」といった声が出ている。「日本のVR関連開発=奇抜」というイメージが、彼らの間で定着しているようだ。しかし、今後さらに研究が進み、映像に合わせてリアルタイムに様々な香りの素を合成して「本物」同様の匂いを出すようなシステムが実用化され、普及したらと考えるとワクワクしてくる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)