22日、観光客に人気となっていたフランスのパリを敬遠する中国人観光客が増えている。写真はパリ。

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2017年1月22日、観光客に人気となっていたフランスのパリを敬遠する中国人観光客が増えている。アジアからの観光客も急激に減少している。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

英紙デイリー・エクスプレスによると、暴力事件や強盗が増えたほか、テロの危険性もあり、安全性を懸念する外国人が増えている。中国人観光客は、2016年には160万人訪れたが、15年には220万人が訪れていた。日本人観光客は39%減少し、韓国人観光客も27%減った。

中国の富裕層が休暇を過ごす目的地としては、ロシアの首都・モスクワの人気が高まりつつある。「それほど魅力があるわけではないが、安全性は高い」という理由だが、モスクワのほかには、欧州連合(EU)離脱でポンド安となっている英国も旅行先に選ばれやすくなっている。

フランス華人旅行会社協会の責任者によると、パリの治安悪化は深刻で、有名観光地はおろか、ひどい場合にはホテルの前でバスを降りた直後に強盗にあるケースさえあるという。観光シーズンともなると、誰も被害に遭わない日はないほどで、多くの中国人観光客にとって、パリ観光は悪夢と化しているという。(翻訳・編集/岡田)