この冬、憧れの秘湯めぐりを楽しむ。雪景色の乳頭温泉郷へ

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ついつい家に閉じこもりがちな季節ですが、寒い冬のお楽しみには温泉がありますね。真っ白な雪に囲まれながらの露天風呂は、憧れの冬の癒しの構図。それが人里離れた秘湯であれば、もう言うことはありません。
でも、雪深い秘湯を訪ねるためには車の運転がつきもので、なかなか実現に至らず......という人も多いと思うのですが、秘湯として有名な秋田の「乳頭温泉郷」には、真冬でも公共交通機関が運行していて、観光客が気軽に温泉を訪ねることができるようになっているのをご存知ですか?
多彩なお湯を一日中楽しむ
「乳頭温泉郷」が位置するのは、十和田・八幡平の乳頭山麓。7湯の温泉があり、10種類以上の源泉が湧き出ています。冬季は7湯のうちのふたつ、黒湯温泉と孫六温泉が閉まってしまっていますが、有名な鶴の湯をはじめ、残る5つの温泉はJR田沢湖から出ているバス「乳頭線」で訪ねることができるのです。
鶴の湯
鶴の湯を訪ねる場合はバス停留所「アルパ駒草」で下車し、鶴の湯専用の送迎バスに乗り換えればOK。蟹場温泉〜大釜温泉、妙乃湯間は徒歩でも移動できる距離だし、各温泉と温泉を結ぶ「湯めぐり号」もあるので、あっちのお湯、こっちのお湯と、温泉のはしごが可能なのです。
大釜温泉
それぞれに泉質が異なり、透明で柔らかな湯の花が浮かぶ温泉や、珍しいオレンジ色の温泉、とろりとした乳白色の温泉と、まったく違うお湯と景観を楽しむことができるので、一日中 "湯めぐり"してもちっとも飽きません。
露天で旅の解放感を満喫
最初の温泉で露天に入るときまでは寒さの我慢が必要ですが、お湯に入ってしまえば身体も温まり、次の温泉への移動中もぽかぽかです。ちなみに、どの温泉も混浴が基本(もちろん、男女別の内湯もあります)。けっこうみなさん平気な顔で入っているのでここは臆さずにどうぞ野趣あふれる露天を楽しんでください。どうしても無理という人は、妙乃湯の露天へ。
妙乃湯
ダイナミックに流れる滝の眺望と開放感満点のこちらの露天では、バスタオル着用がOKとなっています(わざわざ持っていかなくてもレンタルできます)。内湯と外湯で泉質が異なるので、ここだけでも楽しいかもしれません。
行きたい気持ちは満々だけど、そもそも秋田までが遠い! と思いがちですが、秋田までは羽田から飛行機で1時間弱。通常、乳頭温泉郷へ行くためにはJR田沢湖からバスの利用となりますが、空港から乳頭温泉郷へはエアポートライナーと呼ばれる乗り合いタクシーのサービスがあるのです。これを利用すれば、2時間ちょっとで乳頭温泉郷へ到着。料金も1人あたり4,000円とリーズナブル。途中、武家屋敷の風景で有名な角館や田沢湖も通るので、観光をプラスして温泉を楽しむという手もありですね。
[乳頭温泉郷]