中国の北京市や上海市などの大都市の繁華街では物乞いをする人を見かけることがある。幼い子どもを抱いた高齢者や手足に障がいを抱えた人など、物乞いをする人はさまざまだが、これは中国の社会保障やセーフティネットが十分ではないことを示すと言えよう。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国の北京市や上海市などの大都市の繁華街では物乞いをする人を見かけることがある。幼い子どもを抱いた高齢者や手足に障がいを抱えた人など、物乞いをする人はさまざまだが、これは中国の社会保障やセーフティネットが十分ではないことを示すと言えよう。

 中国メディアの中国網は20日、日本は中国と違って「ホームレスはいても物乞いはいない」と伝え、経済大国の日本は社会保障制度が完備されているにもかかわらず、社会保障を受け取らない人もいると伝えている。

 日本には生活保護という制度があるが、記事は「生活保護を申請し、認められれば一定の金額を受給できる」と伝える一方、日本には貧しくとも生活保護を受給したがらない人もいると紹介した。

 続けて、日本を訪れた中国人ならば「日本のホームレスは街頭で金銭や食べ物を求めるようなことはしないことを知っている」と伝え、日本のホームレスは「国からカネをもらうことを望まず、さらには街中で物乞いをすることもしない」と指摘。金銭的に困窮していたとしても、他人に施しを求めない誇り高さを「尊敬に値する」と伝えつつ、むしろ空き缶を拾うなどして自ら働いて稼いでいることを称賛した。

 中国では物乞いを組織的に行う集団がいるとされるほか、中国各地を物乞いをしたり、一般の人びとの月収と同じほどの金額を稼ぎ出すプロの物乞いもいるとされる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)