22日、韓国・聯合ニュースによると、ある小学校が、保護者からの苦情相談を処理する過程で児童の人権を侵害したとして波紋を呼んでいる。

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2017年1月22日、韓国・聯合ニュースによると、ある小学校が、保護者からの苦情相談を処理する過程で児童の人権を侵害したとして波紋を呼んでいる。

仁川(インチョン)のある小学校の関係者らによると、昨年下旬に、同学校に通うA君の父親から「同じクラスのB君の体にシラミがいて、他の学生への被害が心配だと息子から聞いた。措置をとってほしい」と学校側に申し立てた。

学校側は「もしそうであれば、学校としてしっかり管理していく」と答えたが、A君の父親はB君の体にシラミがいないか確認することを強要したため、学校側はB君の体を保健教諭に検査させ、携帯電話で撮影した頭部の写真をA君の父親に送った。体にシラミがいるということが校内に広まり、仲間はずれにされたB君は、身体検査を行った学校側の対応に衝撃を受けたという。

学校関係者は、「校内でいじめを受けておびえるB君を考え、これ以上被害と疑惑が起こらないようにした」と述べ、「B君の母親に事情を説明して許可をもらった上で、A君の父親に写真を送った」と釈明、B君の母親は、「息子がそのような誤解を受けたのには心が痛むが、事実じゃないこと、そして先生たちが丁重に調べてくれたことから、写真撮影を許可した。息子がこれ以上被害を受けないことを祈るのみ」と言葉を濁した。

これを受け、学校関係者は、「苦情相談を処理する過程で不適切な部分があった。二度とこのようなことが起こらないよう、措置をとっていきたい」と話している。

これを受け、韓国ネットユーザーからは、「A君の父親はおかしいんじゃないか」、「A君親子の精神鑑定をして結果を同じクラスの保護者に送ったら?」とA君側を批判するコメントや、「B君側は強く異議を訴え、A君の保護者にどれだけ傷つけられたか分からせるべき」、「友達だけじゃなく、先生まで頭を検査して写真撮るなんて…どれだけ傷ついたころだろう」とB君側を擁護するコメントが多かった。また、「学校の対応が一番悪い」、「先生が関心を持ってくれることはいいことだけど、写真の要求は聞き入れるべきじゃなかった。転校を勧めるとか、別の方法があったのでは」、「保護者がああやって言い続けると学校がなんとかしてしまうのが問題。でも、A君の父親の苦情に応じなかったら、衛生管理ができていないって学校が悪く言われたことだろう」など学校側へのコメントも見られ、保護者への学校対応の難しさが浮き彫りになっている。(翻訳・編集/松村)