他人の家に泥酔状態で侵入、住人に暴行を加えた女(出典:http://www.dailyrecord.co.uk)

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我を忘れるまで泥酔し、その時のことを何一つ覚えていないという人がいる。たとえばその間に周囲に迷惑な行動をしたとしても、実際に痛い目に遭わないとなかなかわからないものだろう。昨年9月に起きた事件の裁判が今月16日に行われたことで、その全容が英メディア『Daily Record』など複数のメディアで伝えられている。

昨年9月17日、事件はスコットランド・ペイズリーのウッドサイド・クレセントで起こった。賭博店の支配人を務めていたステイシー・バニヤン被告(30歳)は仕事を終えてパブで大量に飲んだ後に泥酔状態となり、午前2時前に自宅から数軒離れたエミリー・キャンベルさん(当時19歳)の家に侵入した。

エミリーさんはがん療養中の母親と暮らしており、見知らぬ女が家に侵入して驚く母親を守ろうとバニヤン被告に出て行くように促した。ところが泥酔していたバニヤン被告は、エミリーさんに掴みかかり髪を引っ張って床に投げ倒した。そしてエミリーさんの顔を引っ掻き噛みつくという暴挙に出たのである。

当時のことをエミリーさんは「まるで動物でした」と振り返っているが、家族の誰もが泥酔状態の女に驚き警察に通報した。全く出て行こうとしないバニヤン被告は、最終的にエミリーさん宅の階段から転落して顔に打撲を負い、あろうことか失禁までしたという。

エミリーさんは顔と頭を負傷し、地元のロイヤルアレクサンドラ病院で手当てを受けた。自らの愚行により怪我をしたバニヤン被告も、警察によってエミリーさんと同じ病院に連れて行かれた。

今月16日に行われた裁判でバニヤン被告はエミリーさんへの暴行を認めたものの、当時は泥酔していたためになぜエミリーさん宅に入ったのか、何をしたのか全く覚えていないと述べたそうだ。

エミリーさんは「バニヤン被告のことは今まで見たこともないし、全く知らない人。あの恐怖の事件から数週間は、立ち直ることができませんでした」と『Daily Record』に語っている。

今回の裁判では被告の弁護人であるキャロル・ファーガソン氏によって、被告人には10歳の娘がいること、これまで12年も賭博店の支配人として勤めてきたこと、しかしこの事件により支配人としての地位を取り下げられてしまったこと、被告人自身も無傷ではいないことなどが挙げられた。

しかしながらこの事件はバニヤン被告が別の事件で保釈中であった時に発生しており、同被告がエミリーさんに対しての暴行を認めても減刑は認められないことが明かされた。バニヤン被告には400ポンド(約57,000円)の課徴金と、同額の賠償金を被害者のエミリーさんに支払うよう命じられたという。

出典:http://www.dailyrecord.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)