22日、中国当局は、インターネットユーザーが当局による悪名高いネット規制を回避することを可能にする仮想プライベートネットワークサービスを含む、許可されていないインターネット接続を厳重に取り締まる14カ月間の全国キャンペーンを開始した。資料写真。

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2017年1月22日、中国当局は、インターネットユーザーが当局による悪名高いネット規制を回避する、いわゆる「翻墻(壁越え)」を可能にする仮想プライベートネットワーク(VPN)サービスを含む、許可されていないインターネット接続を厳重に取り締まる14カ月間の全国キャンペーンを開始した。香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが伝えた。

中国の情報通信分野の主管庁である工業情報化部(工信部)は22日に通知を出し、全国規模でのインターネット接続サービス市場の整理・規範化のためのキャンペーンを即日から2018年3月31日まで実施すると発表した。通知には、電信主管部門の許可を得ないVPNサービスの運営禁止も盛り込まれている。

「工信部がVPNの全面禁止令を発令したことで『壁越え』という単語は間もなく過去のものとなる」と伝える海外メディアもある。

中国在住の日本人がGoogle、Facebook、Twitterなどの海外サイトを利用するには商用VPNサービスの利用が一般的だ。中国当局による取り締まりキャンペーンの開始を受け、ソーシャルメディア上には不満や不安の声が書き込まれている。(翻訳・編集/柳川)