シャーロットさんを“親”と思い込むエミュー(出典:http://www.dailymail.co.uk)

写真拡大

牧場や動物園などにいるエミューを見たことがあるだろうか。ダチョウ目に属するエミューは、成長すると体高1.8メートル、体重63キロほどになる。そのエミューの卵を通販で購入し、自宅で孵化させることに成功した女性が英紙『Daily Mail』や『The Sun』などで伝えられている。

【この記事の動画を見る】

英ハンプシャー州ボードンにてパートナーのダレン・ファーマーさん(44歳)と3人の子供と暮らすシャーロット・ハリソンさん(24歳)は、鶏を卵から孵化させた経験を持つ。そこでエミューも孵化させてみたいと思い、父親にエミューの卵を購入するように頼んだ。

その後、シャーロットさんの父は大手通販サイト『eBay』からエミューの卵を25ポンド(約3,500円)で購入し、その卵は昨年11月17日にドーセットの農場からシャーロットさんのもとに届けられた。

シャーロットさんは鶏を孵化させた時に使った孵化容器にエミューの卵を入れ、息子リース君(1歳7か月)の寝室に置いて毎日卵の重さを量り、暑さを調整し、卵をひっくり返したりとマメに世話をした。

オンラインのガイダンスも参考にしたシャーロットさんは12月に卵を孵化容器から出し、卵の近くでピィピィと鳴き声を発したり囁いたりして殻の中のヒナとコミュニケーションを図ったという。

その甲斐あって、47日を過ぎた1月5日に卵の殻にヒビが入った。しかしそれからヒナが卵から完全に出てくるまでに4時間ほどかかったという。その間シャーロットさんは親鳥のようにヒナを励まし続けたそうだ。

ディズニー・ピクサー映画のキャラクターから“ケビン”と名付けられたヒナは、3人の子供たちにも可愛がられ、シャーロットさんが孵化させた鶏とも仲良しだという。そして言うまでもなくケビンはシャーロットさんを母親と思い込んでいるようで、どこへ行くにもシャーロットさんの後ろをついて回っている。

イギリスでエミューを孵化させることについては特別な資格や免許も必要なく、これまで鶏でしか経験のなかったシャーロットさんにとってエミューを無事に孵化させたことは大きな喜びのようだ。また「ケビンに対してすごく母性を感じるの。まるで4番目の子供みたい」とも話している。シャーロットさんはYouTubeにも複数の動画を投稿しており、小さな鶏とケビンの仲睦まじい様子が確認できる。

シャーロットさんは「しばらくはケビンを自宅で飼うつもりです。家の中で飼育といっても広いし大きな庭もありますから。ある程度成長したら近くの小牧場に連れて行くつもりです」と語っているが、成長すればダチョウのように大きくなるエミューを家庭内ペットとして飼うべきではないといった批判の声もあるようだ。

出典:http://www.dailymail.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)