4横綱時代

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14日目に初優勝が決まっていた大関・稀勢の里は、22日(2017年1月)の千秋楽でも横綱・白鵬を破って優勝に花を添えた。19年ぶりの日本出身の横綱誕生が確実視されている。25日の臨時理事会と番付編成会議で正式に決まる。

「もう最後は必死で残して、本当に1日1番の気持ちで集中してやった結果、よかったです」と白鵬戦を振り返り、優勝インタビューでは涙が止まらなかった。

自ら進んで猛稽古の鳴門部屋入門

「天才は生まれつきです。もうなれません。努力で天才に勝ちます」

中学校の卒業文集にこう書いた稀勢の里少年は、猛稽古で知られた鳴戸部屋に「一番厳しいところで磨きたい」と自ら進んで入門。貴花田(元貴乃花)に次ぐ史上2番目の若さ(18歳3か月)で新入幕を果たした。しかし、白鵬の連勝記録を63で止める大金星(2010年11月場所)をあげるなど高い勝率を誇りながら、終盤のここ一番でプレッシャーに弱く、黒星が続いて優勝できなかった。

稀勢の里の父親、萩原貞彦さん(71)は「横綱になれば相撲界のため日本のため、伝統文化を継承しなければいけません。茨の道が大関以上にひしひしと体にきいてくるんじゃないかと思いますね」と気に掛ける。

コメンテーターのタレント、石原良純「これで4横綱、次の場所で強い横綱であるところを見たいですから、これからのプレッシャーはお父さんの言うように茨の道ですね」