白石あさえの目指せコースデビュー! 
連載●第41回 
〜カリスマコーチ内藤雄士がビギナーのために特別レッスン〜

■クラブを手で上げるのではなく、腰の回転で■

内藤雄士コーチ:以下内藤 最近、かなりいい感じで上達していますね。ひとりで練習しても上達できるレベルになってきていますよ。

白石あさえ:以下白石 本当ですか!? うれしいです。

内藤 自主練も含めて、いま悩んでいることはありますか?

白石 ドライバーの打球が左右に飛び散らばって、安定しないんです。たまに真っすぐ打てる時もあるんですが。

内藤 なるほど。では、以前にやったレッスンを思い出しながら、ドライバーの復習をしていきましょう。

白石 よろしくお願いします。

(何球か打ってみた後に)
内藤 少しアドレスで棒立ちになっています。今のアドレスは、お尻が下がり気味で、ヒザが前に出ている状態です。腰の回転が起こりにくいので、どうしても手でクラブを持ち上げることになってしまう。それが精度を落としている原因です。

白石 もう少しアドレスの段階で、体を前傾させたほうがいいんでしょうか?

内藤 そうですね。前傾することで、地面に対して力を加えることができます。すると上体の起き上がりなどを防ぐことができます。目安としては、足首よりも前に体重がかかった状態で構えて、それを変えないままスイングすることです。

白石 実際やってみると、かなり前かがみになっている感じなんですね。

内藤 そうです。パンツやスカートの股関節のあたりにシワが入っていると、きっちり前傾できている証になります。

白石 最初の姿勢はちょっと大変けど、確かに体が回りやすくなった感じがあります。

内藤 スムーズなスイングをするには、あばら骨あたりから肩までの部分を横に回す必要があります。それが結果的に、これまでのレッスンでやってきた肩甲骨を回す動きにつながるわけです。

 白石さんの意識の中にはすでに、そう動かそうとしている部分があるわけですが、アドレスが間違っていると動かしにくくなる。それで無理に手で上げようとしてしまうんです。

白石 わかりました。うまく当たらない時は基本に戻って、もう一度アドレスを見直すことが大事なんですね。気をつけて練習します!

■前傾姿勢のアドレスを作ることで、上体の起き上がりを防げる■

 腰の回転ではなく、少し手でクラブを上げ気味である点を指摘する内藤コーチ。手で上げてしまう原因はアドレスにあった。

 お尻が下がって棒立ちになっていたアドレスを、重心を前にかけて、前傾角度がきっちり確保できる構えに修正(写真参照)。

 前傾がきっちりキープすることができると、上体がスイング中に起き上がることがなくなる。結果、スイングが安定する。これによりクラブがスムーズに動くようになり、バランスよく振り切れるようになった。

(つづく)

(内藤雄士プロフィール)
ないとう・ゆうじ●1969年生まれ。東京都出身。日本大学ゴルフ部出身。ゴルフ部在籍中に渡米し、アメリカの最新理論を習得。1998年にプロゴルファーを教えるツアープロコーチとして活動を開始。日本にツアープロコーチという概念を持ち込んだパイオニア的存在で、丸山茂樹の米ツアーでの活躍の立役者となった。その後も多くのプロのサポートを行なう傍ら、ジュニアゴルファーの育成にも積極的に取り組み、日本ゴルフ界の根本的レベルの底上げに尽力している。ゴルフを中心としたメディアでのレッスンのほか、ゴルフネットワークでのトーナメント解説など、活躍の場は多岐にわたっている。

(白石あさえプロフィール)
しらいし・あさえ●1991年生まれ。千葉県出身。昨年念願だったグラビアデビューを果たす。この秋も各週刊誌の表紙、グラピアページに登場。セクシーなボディーで注目を集めている。最近は競馬も趣味に加わり、「南関ガールズ」として、競馬場イベントにも多数参加。近況は公式ブログとインスタグラムに随時アップされるのでチェックを。ゴルフのほうは最近、練習量を増やして、急成長中。「ジャストミートすると、気持ちのいい音がする。その割合が高くなってきた気がします」。内藤コーチもその変貌ぶりを認めており、そろそろコースデビューのお許しが出るかも!? 身長:164cm B:94 W:60 H:88 血液型:A型。

出島正登●取材・文 text by Ideshima Masato