約1年ぶりに先発復帰のマインツFW武藤嘉紀「得点に絡みたかった」

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▽マインツに所属する日本代表FW武藤嘉紀は、22日に行われたブンデスリーガ第17節のケルン戦に先発出場。352日ぶりの先発復帰となった試合を振り返った。ブンデスリーガ公式サイトが伝えた。

▽負傷の影響もあり今シーズンはわずか3試合の出場にとどまっていた武藤。昨年9月のブレーメン戦以来のブンデスリーガ出場は、約1年ぶりの先発出場となった。

▽ケルンの日本代表FW大迫勇也も先発出場。しかし、試合は互いに決定機を逃し0-0のゴールレスドローに終わった。

▽復帰戦となった武藤は89分までプレー。試合を振り返り、「やっぱり得点に絡みたかった」とコメント。「やっぱり5バックで、非常に前としては戦いにくい試合だったので。まあ少ないチャンスをものにできれば良かったですけど。でも、相手を0で抑えられましたし、貴重な勝ち点1かなと」振り返り、悔しさをにじませながらも勝ち点1獲得を前向きにとらえた。

▽また、68分には右サイドからのクロスをゴール前で合わせに行くも、相手選手と交錯。このシーンについては、「どうなったのか少し分からないんですけど。見直してみないとわからないですけど、後ろから思い切り覆いかぶされたので。一発PKかなと思ったんですけど、そうじゃなかったので」とコメント。ファウルを取られなかったことに不満を露わにした。

▽前半戦を終えたブンデスリーガ。長期の負傷離脱から復帰した武藤は「やらなくちゃいけないっていう感じかな。これだけ休んでたんで、うれしいっていうよりもとにかく結果を出すことにこだわっていきたいなと思います」と、今後の巻き返しに意欲を見せた。