ルーカスは建設のために10億ドルを出資 Photo by Alberto E. Rodriguez/Getty Images

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 ジョージ・ルーカスが所有する膨大な映画資料や絵画を展示する「ザ・ルーカス・ミュージアム・オブ・ナラティブ・アート」の建設地がロサンゼルスに決定したと、ニューヨーク・タイムズ紙が報じた。

 ルーカスは、「スター・ウォーズ」の小道具や関連資料をはじめ、自ら収集した「オズの魔法使」や「カサブランカ」など往年の名作のグッズや、長年にわたって収集した美術品を博物館として展示することを企画。しかし、サンフランシスコのプレシディオ公園やシカゴのダウンタウンでの建設計画が相次いで住民の反対に遭い頓挫。その後は、サンフランシスコ市とロサンゼルス市が誘致合戦を展開していたが、同博物館の役員会はロサンゼルスを建設地に選定した。

 建設予定地は、ルーカスの出身校である南カリフォルニア大学に隣接するエクスポジション・パークで、すでに科学館のカリフォルニア・サイエンス・センター、ロサンゼルス自然史博物館などがあることから、ルーカスの博物館が誕生すれば、ロサンゼルスを代表する観光名所のひとつとなりそうだ。ルーカスは、建設のために10億ドルを出資する予定だという。

 「ナラティブ」とは「物語」という意味で、映画や小説、マンガなどストーリーに関するすべての芸術が対象となる。ルーカスは、博物館設立の意図を「ナラティブは最も古く、最も大きな影響力をもつアートのひとつです。また、最も人気がある芸術形態でもあります。ナラティブアートの歴史を振り返ると、文化がいかに生まれ、補強され、発展していくのか理解することができます」

 博物館では1万点以上が収容される予定で、2021年の開館を目指しているという。