22日、アパホテルの客室に南京大虐殺を否定する内容の書籍が置かれていた問題で、報道した中国人記者が嫌がらせの被害に遭っているという。資料写真。

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2017年1月22日、アパホテルの客室に南京大虐殺を否定する内容の書籍が置かれていた問題で、報道した中国人記者が嫌がらせの被害に遭っているという。環球時報が伝えた。

問題となった書籍はアパグループ代表の元谷外志雄氏が執筆したもので、中国メディアが取り上げると中国では批判の声が集まり、中国外交部も批判の姿勢を見せた。さらに、中国でアパホテルをボイコットする動きも見られているが、元谷氏は「日本には言論の自由がある」と語っており、書籍の撤去は行わない姿勢を示している。

同騒動について新華社通信は公式ミニブログアカウントで22日、「アパホテルの書籍問題を報道し調査した中国の記者がここ数日いたずら電話の被害に遭っている。さらに、FAXで特定の記者を侮辱する者もいる。日本の軍国主義を美化する言論が果たして言論の自由と呼べるのか」と憤りをあらわにした。この書き込みではいたずらは日本の右翼と指摘しているが、具体的な根拠は示されていない。

アパホテルは2月に札幌で行われる冬季アジア大会で選手が宿泊する予定で、組織委員会は書籍の撤去を打診しており、アパホテルの今後の対応に注目が集まっている。(翻訳・編集/内山)