近年、中国製品の品質に向上の兆しが見えるとは言え、日本の大多数の消費者にとって中国製品と言えば「安かろう、悪かろう」というのが共通のイメージであろう。中国メディアの和訊網は20日、中国製品や中国企業は国外で「決して歓迎される存在ではない」と伝え、その理由について考察する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 近年、中国製品の品質に向上の兆しが見えるとは言え、日本の大多数の消費者にとって中国製品と言えば「安かろう、悪かろう」というのが共通のイメージであろう。中国メディアの和訊網は20日、中国製品や中国企業は国外で「決して歓迎される存在ではない」と伝え、その理由について考察する記事を掲載した。

 新幹線と中国高速鉄道は世界各国で受注競争を展開しており、中国高速鉄道は中国にとって「中国の製造業を代表する名刺的存在」だが、記事は「多くの米国人にとって中国高速鉄道は新幹線より『下』の存在」であると指摘。

 続けて、中国高速鉄道は他国に売り込むにあたって「建設効率が高く、コストが安い」という点を強調してきたことがイメージ的に裏目に出ているとし、一方の新幹線は「安全性が高く、環境に優しい」という良好なイメージを確立していると指摘した。

 さらに、中国人旅行客が日本で温水洗浄便座や電気炊飯器を爆買いしたのも、日本製品は「高品質」というイメージがあるためだと主張。中国企業は世界各地で現地の経済に貢献しており、近年は確固たる技術も確立しているというのに、「なぜ中国企業や中国製品は歓迎される存在ではないのか」と悔しさを滲ませた。

 続けて記事は、中国にとっての課題は国際的に良好なイメージを形成し、それを伝播することであると指摘し、中国企業が中国という国の良好なイメージ形成において取るべきことは「進出先の国の法律を守り、社会的責任を遂行するなど、現地において尊重される行動を心がけることである」と主張。

 品質の悪い製品を販売したり、納期遅れを繰り返したり、法律に違反する行為をすることは中国企業のみならず、中国の国家イメージを損ねるものであるとし、中国人や中国企業は国外において国家イメージを念頭に置いた行動を心がけるべきであると主張している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)