「コールソンは僕のために仕立てられたグローブさ!」クラーク・グレッグ
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 映画『アベンジャーズ』の人気スピンオフドラマ「エージェント・オブ・シールド」シリーズで、国際平和維持組織シール ド(S.H.I.E.L.D.)のリーダー、フィル・コールソン役を務めるクラーク・グレッグが昨年末に来日し、当たり役となった同役との向き合いかたについて熱く語った。

 本スピンオフシリーズは、“アベンジャーズの戦い”で死んだと思われていた、シールドのエージェント、コールソン(クラーク) 率いる特命チームが、宇宙からの侵略者や超人たちから一般市民を守るため、全世界で起こる事件の調査解決に立ち向かうさまを描くアクションドラマ。

 映画『アベンジャーズ』でヒーローチームを一致団結させながらも命を落としてしまったが、ファンからの熱望により製作スタジオも「彼は死んでいないのかも」ということで製作されるに至ったという本ドラマシリーズは、順調にシーズンを重ねている。「映画は毎回違うクルーだけど、ドラマでは家族のようにいつも同じクルーで、もう少しで4年近くも一緒に過ごしていることになる」としみじみするクラーク。

 多くの人々に愛されるキャラクターをこれほど長く演じ続けると、私生活でも役柄に影響を受けてしまうことはないのだろうか。「この役は僕にとってグローブみたいなものなんだ。それも僕の手にぴったりと合うように美しく仕立てられたね。だからそれをはめればとても良い気分になり、それをはずせば元の自分になるだけ」と表現しつつ、「そういう感じなんだけど、コールソンと僕自身の切り替えをどうやっているのかというのを説明するのはとても難しいな。僕たちは表裏一体ではなくて、どこか違う……うまく答えられないな。でも表裏一体ではないから、役から抜けるのは難しくないんだ」と言葉につまりながらも、役と貴重な関係を築いている様子をうかがわせる。

 では、コールソンと言えばキャプテン・アメリカのファンとして知られているが、クラーク自身は誰かのファンなのか。「コールソンが僕の内側にどれくらい根付いているかということになると思うんだけど。コールソンがお気に入りのアベンジャーズを明かしているからといって、僕自身のお気に入りを言う気にはなれないよ。お気に入りは変わるんだ。シールドのメンバーとそれぞれの関係を築いているように、アベンジャーズのメンバーともそれぞれの関係を築いているからね。でも恐らく言えることは、キャプテン・アメリカが部屋に入ってきたときほど、僕をぎこちなくさせる人はいないんじゃないかな(笑)」。

 もしコールソンではなく、ほかのマーベルキャラクターを演じることができるとしたら? 「自分が演じるということを考慮すると、やっぱりフィル・コールソン役ができてとてもうれしいと思っている。他の役はありえなかっただろうと思う」と自らの役に絶対なる忠誠心をのぞかせつつ、「でも、ロサンゼルスで交通渋滞にはまったときには、ハルクになってすべてをなぎ倒したいって思うよ(笑)」と茶目っ気たっぷりに回答していた。

 そんなクラークふんするコールソンの活躍が楽しめる本ドラマシリーズ。日本ではシーズン3がBSテレビ局Dlifeで放送を開始したばかりだ。その見どころについて、「デイジー(スカイ)が秘密の部隊を作り上げたり、コールソンはATCU(高度危機抑制部隊)を率いるロザリンド・プライスという女性と対立し、それがロマンチックな関係にも発展したり。一瞬、コールソンは人生で天国にたどりついたかのような感じになるんだけど、ほかの邪魔が入ってコールソンはダークになっていくんだ(笑)。ウォードのせいで、コールソンは理性を失うんだよ」と期待をあおるコメントを残した。(編集部・石神恵美子)

「エージェント・オブ・シールド シーズン3」は 2017年2月3日よりブルーレイ/DVDリリース&一挙デジタル配信開始、全国無料のBSテレビ局Dlife(ディーライフ)にて放送中