全豪オープン4回戦でフェデラーに敗れた錦織圭【写真:Getty Images】

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注目の一戦を海外メディアも大きく報じる「ロジャーはいまだ止まらない」

 全豪オープンテニスは22日に男子シングルス4回戦が行われ、世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)は同17位のロジャー・フェデラーにフルセットの末に敗れ、3年連続のベスト8進出はならなかった。この日一番の注目カードを海外メディアも速報で大きく報じ、けがからの復帰を果たした元王者のフェデラーが錦織の粘りを上回ったと称賛している。

 オーストラリアの地元紙「ヘラルド・サン」電子版はタイムライン形式でこの一戦を報じた。特に第5セット、錦織が0-3で迎えたサービスゲームを何とかキープした際には「ケイは世界でベストの一人であることを証明した。彼は2度のブレークポイントを凌ぎ切り、全豪オープンに踏みとどまった」と粘り強さを評価した。

 錦織は健闘したものの、目立ったのはフェデラーの充実ぶりだ。大会公式サイトでは「ロジャーはいまだ止まらない」とのタイトルで速報。「スイスのマエストロ」との異名で称えた。この日のウィナー数で、錦織の42本に対してフェデラーが倍近くの83本を数えたことを紹介している。

 また、英公共放送「BBC」電子版は「5セットでケイ・ニシコリを下したことにより、フェデラーはケガからの驚くべき復活劇を続けることになった」と伝えた。ひざの手術で長期離脱していたことにより、世界ランク17位に落ちたとはいえ、その実力が健在であることを記している。

 フェデラーは次戦、同1位のアンディ・マレー(イギリス)を下す番狂わせを起こした同50位のミシャ・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。各国メディアも驚きを隠さない復活劇によって、波乱続きの大会の中でフェデラーが主役に躍り出ようとしている。