21日、参考消息網は記事「予測困難なトランプ大統領、世界にどのような変化をもたらすのか」を掲載した。英BBCは、台湾問題や貿易戦争など七つの分野での変化を予測している。写真は米ホワイトハウス。

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2017年1月21日、参考消息網は記事「予測困難なトランプ大統領、世界にどのような変化をもたらすのか?」を掲載した。

20日、トランプ新大統領が就任した。予測不可能なリーダーは世界に多くの変化をもたらすことになるだろう。英BBCは七つの分野での変化を予測している。

(1)台湾問題。トランプ大統領は昨年12月、蔡英文総統と電話会談を行った。政治指導者同士の会談は避けるという米中の外交慣例に反するもの。「1つの中国」原則に挑戦する可能性もある。

(2)貿易戦争。従来の方針から180度転換する。貿易赤字を解消し国内の雇用確保を目指すことになる。米中の貿易摩擦は拡大するだろう。

(3)北朝鮮の核問題。トランプ大統領は北朝鮮政策については具体的なプランを示していないが、金正恩朝鮮労働党委員長と直接交渉する方針を示している。

(4)対ロシア関係。ウクライナ問題やシリア内戦、サイバー攻撃の問題を受け、オバマ政権期に対ロシア関係は緊張を高めていた。トランプ大統領の誕生によって両国関係は大きな転換期を迎えた。

(5)イラン問題。オバマ政権下で米国とイランは歴史的和解を迎えたが、トランプ大統領は「私が見てきたなかで最悪の交渉結果」と強く批判している。新大統領就任によって関係改善のトレンドは逆行しかねない。

(6)北大西洋条約機構(NATO)について。米国の欧州戦略の一環を担ってきたNATOだが、トランプ大統領は「すでに過去のもの。撤廃するべきだ。NATO加盟国は米国から恩恵を受けるばかりで感謝を知らないやからばかり」と批判している。

(7)気候変動問題。トランプ大統領は就任100日以内にパリ協定から脱退すると公言している。温暖化は人類の活動によってもたらされたとする研究結果はウソばかりだと激しく指弾した。(翻訳・編集/増田聡太郎)