手を挙げて応える青木功(撮影:小路友博)

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<SMBCシンガポールオープン 最終日◇22日◇セントーサGC(7,398ヤード・パー71)>
まさかまさかのプラヤド・マークセン(タイ)の優勝。最終組がホールアウトする2時間も前にプレーを終えていたマークセン、後続が強くなる風などに苦戦。スコアを落とし、大ベテランに優勝がコロがり込んだ。

「こういうこともあるんだよ」とは青木功、日本ゴルフツアー機構会長の言葉。9アンダーというスコアに「追いつこうと入れようとする。そうするとラインを薄く読んでしまう」。外れればボールはカップから大きく遠ざかる。難グリーンで知られるこのコースで、強風の中追いかける大変さを教えてくれた。
マークセンは決して運だけではなく「いいゴルフをしていた」。14番からプレーを見ていたそうで、「18番もうまいこと獲っていた」とそのバーディを見た時には優勝もあるかもと予感したそうだ。
今回日本勢が苦しんだのはアジアの芝に「対応していないから」。「ゴルフは悪くない。対応の仕方を選手たちは覚えないと」、海外での戦いで経験をつみ、地道に練習する大切さを説いていた。
今回はアジアツアーの関係者と話し、「寒い時期。1、2、3月に」こうした試合を増やす相談などをしたという。「うまく決まれば。ただ、スポンサーを探すのが大変なんだよ(笑)」、アジアなど日本とは異なる環境やコースで戦うのが選手たちが逞しくなるための一助になる。国内ツアーを盛り上げるため、選手たちのことも考えながら往年の名プレーヤーも南国で汗を流している。
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