最終ホールのパットはわずかに外れたが…日本人最上位タイでフィニッシュ!(撮影:小路友博)

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<SMBCシンガポールオープン 最終日◇22日◇セントーサGC(7,398ヤード・パー71)>
50歳の鉄人、プラヤド・マークセン(タイ)の優勝で幕を閉じた「SMBCシンガポールオープン」。日本勢の最高位はトータル7アンダー6位タイの27歳の小平智と20歳の星野陸也だった。

星野は「ティショットがずっと良かった」と4日間を通してドライバーが安定。そして、アイアンも徐々に良くなり、この日はプレーが噛み合った。アイアンに関しては暖かいシンガポールに来たからか「普段より1番手は距離が伸びた」という。インコースからスタートし、13番ではピンまで170ヤードを9番アイアンで50センチにつけバーディ先行。「風の影響も受けない」という強弾道のアイアンショットでチャンスを量産。16番から3連続バーディを奪取し折り返した。
この快進撃で一時は首位に並んだが、後半はスコアを伸ばせずこの日は“67”でフィニッシュ。最終18番は「入ったと思った。バンザイしようと思っていたのに…」という4メートルのバーディパットはボールがカップを舐めて反対側でピタリ。惜しくもバーディ締めとはいかなかった。
しかし、上がってみれば日本勢最高位。星野は昨年QTをトップで通過し、これがプロデビュー戦。今週は「とにかく予選を通りたかった」と大事な初戦で4日間戦いきり、しかも「オーバーパーが1日もなかった。自信になります」。アダム・スコット(オーストラリア)やセルヒオ・ガルシア(スペイン)らのいる舞台で、しかも彼らより上位と上々のデビュー戦を飾った。
身長185センチ、「夏ならば」平均で300ヤードをゆうに超えるドライバーショット。日本ツアーの未来を担う大型プレーヤーだ。「来週のミャンマーも楽しみです」。学生時代に海外で経験した試合は1度のみだが、マレーシア人キャディとコミュニケーションもよく取れ楽しく戦えているという。今週少したくましくなった星野、これからが本当に楽しみな選手が現れた。

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