もうすぐ51歳!衰え知らずだ!(撮影:小路友博)

写真拡大

<SMBCシンガポールオープン 最終日◇22日◇セントーサGC(7,398ヤード・パー71)>
初日から3日連続でサスペンデッドとなり、今年も進行が大幅に乱れた「SMBCシンガポールオープン」。大混戦を制したのは今月末には51歳になるタイの鉄人、プラヤド・マークセンだった。

マークセンは最終組がホールアウトする2時間以上前にトータル9アンダーでホールアウト。後続組は徐々に強くなる風に苦しみ、スコアを落とし誰もマークセンに追いつけず。昨年覇者のソン・ヨンハン(韓国)が18番パー5の3打目をチャンスに寄せきれずパーとした瞬間、アジアツアーで数えると10勝目、国内ツアー6勝目が決まった。なお、マークセンは「クラブハウスでテレビを見たり、友人と話したりリラックスしていた」といい、プレーオフの準備等は全くしなかったそうだ。
50代で日本ツアーを制したのは、尾崎将司、杉原輝雄、青木功、金井精一、中嶋常幸に続き史上6人目。強さの秘訣を聞かれると「早く寝て、栄養のあるものを食べ、酒とタバコはやらないこと」と“普通”のことをやっているのみだと答えていた。
マークセンは昨年のシニアツアーの賞金王。レギュラーでも勝てる実力があることを改めて証明したが、昨年と同じくシニアにも出場するそうで「スケジュールは変わらない」と話す。なお、この勝利で「全英オープン」の出場権を獲得。ちょうど後の週が「全英シニア」で今年は2週間イギリスで戦うことになりそうだ。
若いタイ勢、アジアの中ではインド勢なども力をつけてきているが、「気にしない。自分は自分のプレーを」。普通に体にいいことを続け、ケガをしない程度に練習し、衰えを嘆かない。簡単なようだが、きっと誰にでもできることではない。小柄なシニアツアーの賞金王だが、この日は少し大きく見えた。

<ゴルフ情報ALBA.Net>